Axiom SpaceがISS退役後の民間ステーション移行を見据え、研究者グループ『Axiom Space University Alliance』を結成。宇宙科学の優先課題を特定し資金調達を目指す取り組みで、複数のパートナー参加を通じ研究機会の拡大を模索する。
JAXAとトヨタが開発する有人与圧ローバー(ルナクルーザー)の制御プラットフォームやバッテリー計測試作で横河電機が契約。試作設計・調達を行い、月面探査の遠隔操作範囲拡大を支える中核機材として期待される。
ドイツのMedia Broadcast Satellite(MBS)が韓国スタートアップInnospaceと2回分の打上げ契約を締結。両社関係者がロケット前で記念撮影する等、商業打上げの商談が進展している。
上院・下院の超党派議員がSPACEPORT法案を改めて提出。FAAのSTIM助成制度を再承認・近代化して商業宇宙港の新設・改修を促進し、民間/商業/国防の打上げ需要に応える資金メカニズムを整備する狙い。
Pulsar Internationalが10月からInmarsat MaritimeのNexusWaveを300隻に導入し、海上通信サービスの拡充を図る計画。商業航行での通信能力強化が目的とされる。
複数のサイトでアクセス拒否やエラーページ(DNS/Edgeの拒否や参照番号表示など)が報告されている。NASA公式サイトのDNS/DNSSEC関連の到達不能や、CDN(edgesuite等)経由の参照番号付きエラーなど、閲覧権限やDNS設定が原因と推定される事例が含まれる。
ASAPはStarshipベースのHLSが2027年のArtemis IIIに間に合わず数年遅れる可能性が高いと警告。軌道上でのクライオ燃料移送未実証、StarshipやRaptorの追加実証、Starlink優先度との競合、宇宙服遅延などがリスク要因と評価された。
ハッブル宇宙望遠鏡がNGC 2775を撮影。中心部はガスが乏しく楕円銀河に似た特徴を示す一方で塵のリングや若い星団が存在し、渦巻銀河的性質も併存する複雑な構造が観察された。
サイエンスミュージアムが新ギャラリー「Space」を開設し、アポロ10号指令船(英国外展示)やソユーズ帰還モジュール、月の石、英国の宇宙技術企業展示などを公開。入場は無料チケット制で家族向けイベントやIMAX上映も実施される予定。
元NASA高官のジョン・リー氏が韓国政府から新設予定の航空宇宙庁(KASA)での要職打診を受け、検討のため回答延期を要請したとの報道。韓国はNASAモデルの機関設立を目指しているとされる。
Firefly Aerospaceの月着陸機Blue Ghost Mission 1が歴史的着陸と運用成果を受け、NASAから追加で約1000万ドルの契約金が支払われた。これは当初契約を超えるデータ提供に対する追加支払いと見られる。
天竜3号の静的燃焼試験全編動画で、59秒付近に大きな『カチッ』音と一瞬のターボポンプ再回転音が確認されたとの解析報告あり。試験映像投稿アカウントの情報やサムネイルも共有されている。
JAXAのはやぶさ2拡張ミッションが2031年に小惑星1998 KY26へ接近する計画。新観測で目標は従来推定より小型かつ高速回転と判明し、高アルベドや高速回転による構造的特徴から着陸・操作は技術的挑戦となる見込み。惑星防衛知見の向上が期待される。
パーサヴィアランスがジェゼロのBright Angelで古代岩石中の鉄鉱物パターン(ビビアナイト等)を確認し、微生物由来の可能性が示唆された。サンプルは採取済みだが最終確認は地球での同位体解析等が必要で、MSR(火星試料帰還)の高コスト・規制課題が検証を遅らせる懸念がある。
上院議員クリス・ヴァンホーレンが、トランプ大統領によるNASA・NOAA職員の団体交渉停止大統領令を違法かつ権限逸脱と非難。国家安全保障の範囲を超え、気象予報等重要業務や労働者の権利を危うくするとして即時撤回を要求している。
NASAはVIPER月探査機の輸送をBlue OriginのBlue Moon MK1に委託(契約額約1.9億ドル)。2027年後半の着陸で月南極を約100日間探査し1mドリルで氷探索等を実施。着陸・統合はBlue Origin、科学運用はNASAが担当する。
インドは自国衛星に近接する他国機の未報告の接近(1km以内)を受け、衛星防護策として『ボディーガード衛星』や約50基規模・30億ドルの監視衛星計画を推進。初号機は2026年打上げ目標で、LiDARや望遠鏡・地上レーダーを組合せる案が検討されている。
太平洋上で発生した部分日食をニュージーランド(ダニーデン等)や南極・太平洋諸島で約1600万人超が観測。写真家や衛星(NOAA)による撮影、光の穴で三日月状に見える影の効果などが多数報告され、関連動画やタイムラプスも配信された。
NASA・NOAA・SpaceXが宇宙天気・太陽嵐を調査する3つの新ミッションについてライブ配信で最新情報を提供。打上げはファルコン9で9月23日予定とされ、視聴者からの質問を募集する案内も行われている。
NASAのArtemis 2は2026年初頭に4名の乗組員で月周回有人飛行を実施予定。ジョンソン宇宙センターでオリオン船内の観測・撮影手順など航法系バックアップを想定した訓練が進められている。
報道によれば、トランプ政権の元国境担当責任者トム・ホーマンが2024年にFBI潜入捜査官から現金袋を受け取る録音が存在するとの主張があるが、政権側は贈賄捜査を打ち切り、起訴が行われない点に疑問が呈されている。
独仏など欧州諸国が宇宙が『戦闘領域』になりつつあると警告。対衛星能力や軍事支出の増加を指摘し、ニュージーランドが米主導のOperation Olympic Defenderに加盟するなど同盟協力を強化する動きがある。
Space NorwayとSSTLが高解像度広域レーダー衛星(HRWS)を共同開発。2027年の初期運用を目指し、低遅延で大規模海域の船舶検知・分類やAIS連携を行い、国際市場向けサービスや衛星販売を模索する計画。
SpaceXがケープカナベラルからファルコン9で28基のStarlink衛星を投入し、使用ブースターの再利用記録を更新。今月の配備回数や軌道上衛星数の節目を達成する一方、Starlinkは現場向けライブ配信や移動時(Starlink Mini)での高速通信サービスの事例も報告されている。
マレーシアは2007年の宇宙飛行士派遣や2019年のMYSA設立、2030年宇宙政策など限定的ながら成果を積み、衛星技術が地震監視・防災・GPS関連で物流・再エネ・被災地支援に貢献しうるとの評価。
ロケット系VTuber(宇推くりあ等)が博学VTuberと共に穴掘り大会などの配信イベントを告知。支援手段(SuperChat、Donation、FANBOX等)や配信日時・チャンネル情報が案内されている。
ispaceがMission4用『Series 3ランダー』の構造熱モデル(STM)を直径13mの熱真空チャンバーに搬入し、数週間の加温・真空試験で耐久性・性能データを取得。得られたデータでフライトモデル設計を最適化する予定。
米国家偵察局(NRO)向け小型偵察衛星をSpaceXがVandenberg SFBからFalcon 9で打ち上げ予定。打上げ目標時刻や第1段のLZ‑4着陸(使用ブースターの複数回飛行)が計画されており、生中継が打上げ直前から行われる見込み。
元NASA Science Mission Directorateのアソシエイトアドミニストレータが『他に生命はいるか?』をテーマに次世代探査フロンティアについて見解を述べる対談が公開されている。番組のフルエピソードで詳報が視聴可能。
Quantum SpaceがPhase Fourのマルチモード推進技術と南カリフォルニアの統合試験施設を取得。化学推進と電気推進を両立する技術をRanger宇宙機(大容量・高ΔV)へ適用し、国家安全保障や商用・月周辺ミッションに注力する計画。Phase Four側は人員・技術売却が相次ぐ状況。