米欧共同の海洋観測衛星「Sentinel-6B」打ち上げ成功、海面上昇の監視任務へ
NASA、ESA、NOAAなどが共同で進める海洋観測衛星「Sentinel-6B」が、11月17日にカリフォルニアのヴァンデンバーグ宇宙軍基地からSpaceXのファルコン9ロケットで打ち上げに成功しました。衛星は予定軌道に投入され、最初の信号も受信されています。このミッションは、30年以上にわたる海面高度の観測データを引き継ぎ、気候変動による海面上昇の監視や、気象・海洋予測の精度向上に貢献します。使用されたファルコン9のブースターは地上への着陸に成功し、これは再利用ブースターによる通算500回目の飛行となりました。