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中国・その他ロケット打ち上げと失敗調査動向

中国では四川西昌からの長征3号丙による試験機打ち上げが成功(Shiyan‑29等投入)。一方、Land Spaceの朱雀二号改(ZQ‑2E)改良型の打ち上げ失敗に関する事故報告が公表され、二段の450V母線でのアーク放電が原因と結論付けられた旨が示されている。ほかにCZ‑3C打ち上げの現場映像や、打上げ失敗の解析・対策強化に関する報告が続いている。

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Long March-3C launches Shiyan-29

2025年9月5日02:34 UTCに中国・四川西昌から長征三号丙(遠征一号上段付き)で試験二十九号が打ち上げられ、予定軌道に投入されたのです。 衛星は中国科学院マイクロ衛星創新研究院(IAMCAS)製でSECM3000プラットフォームを用い、主に宇宙環境検出と関連技術試験に使われるぽい。

https://www.youtube.com/watch?v=nzOoLUVUl0I

www.youtube.com /

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長征3号C(CZ-3C)の西昌衛星発射センター(XSLC)からの打ち上げを捉えた画像・映像です。 手前に観覧者がスマホで撮影しており、画面の中国語テキストは「9月5日10時34分に西昌基地でロケットが発射され、穿雲して現場は非常に震撼した」と伝えているぽい。 英語キャプションは “Lift-off of CZ-3C from XSLC” なのです.

Land Spaceは朱雀二号改進型(ZQ-2E)打上げ失敗の事故報告を公表したのです。 報告は第2段の450V直流給電母線で電気アーク/放電が発生し制御ユニットを短絡、258秒付近で母線電圧が低下して姿勢喪失、FTS作動で飛行失敗になったと説明しているのです。 会社は零化作業班を設置し飛行データ解析や模擬試験で原因究明を行ったとのことぽい。2023年のElectron事故と類似しているぽい。

噂ではZQ-3が来週か2週間以内にJSLCへ出発するぽい。 画像の中国語記事は、朱雀二号改進型(遥三)が2025/8/15 09:17に発射され、1段・分離は正常だったが258秒後に二段の母線電圧が低下して姿勢を喪失、自爆し試験失敗になったと伝えているのです。 原因は二段実行回路の450V直流母線で低圧環境下に放電短絡が発生し制御機構が故障したためと結論付けられ、会社は解析班を設置して再現試験と報告を行っているのです。

2025年8月15日の朱雀二号改進型遥三の打上げは、258秒で二級の供電母線が低圧環境下で電弧放電し短絡、姿勢喪失で自毀し飛行失敗したのです。 8月30日の評価で原因特定と対策の有効性が確認され、归零(問題解決)と判断されたぽい。今後は品質管理と外注管理を強化するのです。

Zhurong-2Aは8月15日の打ち上げで電源ラインの短絡により制御系が誤動作し、ミッションが失敗したと報じられているぽい。装備試験の問題が疑われるぽい。画像は発射台に立つロケットと星空の写真なのです。

02:34UTC(日本時間9月5日11:34)に、長征3号丙ロケット(Yuanzheng-1上段)でShiyan-29が西昌から打ち上げられたのです。 添付画像は打ち上げの各瞬間を捉えており、ロケットの上昇炎と発射台周辺の様子が写っているっぽい。