はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウ試料の分析で、元天体の内部に氷が10億年以上存在した痕跡や、ルテチウム–ハフニウム同位体比の異常から形成後約10億年経て液体の水が岩石を流れた証拠が示された。研究はNature等で報告され、炭素質小惑星が長期間水を保持し地球へ水を供給した可能性が示唆されている。追加解析で天体の水含有量(地球海水換算での寄与)についても推計が示された。
はやぶさ2が持ち帰った小さなリュウグウ試料のルテチウム-ハフニウム同位体比の異常から、リュウグウの親天体で形成後約10億年経ってから液体の水が岩石を流れた証拠が見つかったのです。 原因は大型衝突で埋没氷が溶けたことと考えられ、炭素質小惑星は長期間水を保持し地球へ多くの水を供給した可能性があるぽい。研究はNatureに発表されたのです。
東京大学などの解析で、はやぶさ2が持ち帰ったりゅうぐう試料から、小惑星が従来想定の2倍以上の水を含んでいた可能性が示されたぽい。約46億年前に誕生し氷として10億年以上内部に水が存在したと分かったのです。 供給された水量は現海水の60〜90倍相当と推計され、地球の水起源解明に影響を与えるぽい。
はやぶさ2が採取したリュウグウの試料分析で、元天体に氷が10億年以上存在した痕跡が見つかったのです。元天体は約45.6億年前に形成されたと特定されたのです。衝突で氷が溶け割れ目から流出したと考えられるぽい。 含水鉱物は既に確認されていましたが、氷としていつまで存在したかは未解明で、今後詳しく調べると研究者は述べているぽい。