LIGOは初検出から10年で感度を向上させ、現在は平均数日に一度連星ブラックホールを観測する状況にある。次世代計画(Cosmic Explorer、Einstein Telescope等)や資金面の課題が議論されている。並行してCTB1超新星残骸の電波解析では年齢やパルサー速度の再評価が行われ、天体物理学の理解更新が進んでいる。
CTB1はカシオペヤ座方向約7000光年の超新星残骸なのです。VLAなどの電波データで擬似着色された直径約0.5度の泡状構造が見えるのです。 左下に長さ約13光年の尾があり先端にパルサーPSR J0002+6216(自転8.7Hz)があるのです。2019年の解析でJ0002が爆発で弾き出された可能性が示されているぽい。 J0002の速度は約1100km/sから約335km/sに下方修正され、CTB1の推定年齢は約1万年から約4万7600年に改定されたのです.
2015年9月14日のGW150914で初の重力波検出が達成され、LIGOはVirgo(2017)とKAGRA(2019)と協力して300超の信号を観測したのです。 GW170817で初の中性子星合体と電磁観測の同時検出(マルチメッセンジャー)が実現したのです。混合合体や超大質量合体(GW231123)は既存の形成理論に挑戦を投げかけるぽい。 GW190521の多周波リングダウンやNANOGravの低周波背景検出などが観測の地平を広げたのです。
LIGOは2015年の初検出から10年で、LIGO/Virgo/KAGRAが感度を約2倍に上げ、現在は平均3日ごとに連星ブラックホールを観測しているのです。 次世代は40km腕のCosmic Explorerや地下三角形のEinstein Telescope、LIGO A#で感度向上を目指すぽい。資金はNSF削減案で不透明なのです。