L3Harris製の地上型電磁戦装置「CCS Meadowlands」の量産機が米宇宙軍の部隊へ導入予定(牽引式で衛星通信妨害能力)。また同社は商業ブロードバンド衛星(Starlink等)を軍用機で利用可能にする暗号化保護済みシステムRASORを実証し、Kuiperとも連携してモジュール式の量産を見込む。軍の衛星通信の民間回線活用と防護強化が進展している。
L3Harris製の地上型電磁戦装置「CCS Meadowlands」の量産機を米宇宙軍のSpOC Mission Delta 3が来月受領する予定なのです。 Meadowlandsは軽量で牽引式、地上RFで衛星通信を妨害する能力を持ち、2020年に初期運用能力を達成しており、本受領は本格運用承認に向けた次の段階っぽい。
L3Harrisが商業ブロードバンド(Starlink等)を軍用機に接続しつつNSA認証暗号で保護する衛星通信システムRASORを実証したのです。DEUCSIで2019年開発、今年の飛行試験で接続確認したぽい。 Kuiperと提携し3〜12モデムのモジュール式で量産は米空軍の調達待ちなのです。