中国のSpace Pioneer、再使用ロケット「天竜3号」向けに36基の衛星同時分離試験に成功

中国の商業宇宙企業である天兵科技（Space Pioneer）は、開発中の再使用型ロケット「天竜3号」に搭載する衛星放出機構の試験を行い、36基の衛星を同時に展開する能力を実証しました。この成功は、中国の商業宇宙分野における多数の衛星を一度に展開する能力の大きな進歩を示しています。

SPACE-PIONEERさんが、次期ロケット「天竜3号」で打ち上げる予定の、スターリンク衛星のような衛星36基の放出機構のテストを行ったのです。画像には、クレーンで吊り上げられた多数の衛星が搭載された装置と、衛星の放出シミュレーションの様子が映っていますね。

天兵科技（Space Pioneer）が、1基の打ち上げロケットで36基の衛星を同時に展開することに成功したのです！これは中国の商業宇宙開発におけるマルチスター展開能力の大きな節目っぽいですね。画像には、衛星を搭載したロケットの部品や、それを組み立てている様子が写っていますよ。

CNSpaceflightがXに日本時間10/27(月)13:32に投稿したのです。工場内で衛星搭載ラックやロケット本体・フェアリングの写真が掲載されており、打ち上げ準備の様子っぽい。

Space Pioneer（天兵科技）が、スタック可能な衛星の分離試験を完了したのです。一度に36基の衛星を分離する試験だったようですよ。これは、同社が開発中の再使用ロケット「天竜3号」に関連する成果っぽいですね。