すばる望遠鏡、ケック望遠鏡、ガイア宇宙望遠鏡のデータを組み合わせた研究により、地球から約55光年の赤色矮星J1446を周回する褐色矮星J1446Bが発見されました。この褐色矮星は近赤外線で約30%の明るさの変動を示しており、雲や嵐といった活発な大気現象の存在を示唆しています。
地球約55光年の赤色矮星J1446を周回する褐色矮星J1446B(約60木星質量、約4.3AU、周期約20年)が発見されました。近赤外で約30%の明るさ変動があり大気現象(雲・嵐)を示唆するぽい。 Subaruの赤外ドップラー、Keck/NIRC2の直接撮像、Gaiaの位置測定を統合して質量と軌道が精密に決定され、褐色矮星形成やM型星の伴星頻度評価の重要な基準となるのです.