ヨーロッパ南天天文台(ESO)の可視光・赤外線天体分光サーベイ望遠鏡(VISTA)に搭載された観測装置「4MOST」が、2,400本の光ファイバーを全て使用した初の観測に成功しました。一度に広範囲の天体の光を同時に取得し、それぞれの組成や温度、速度を分析できます。今後10年間で数百万の天体を観測し、宇宙の進化や暗黒エネルギーの研究に貢献することが期待されます。
ESOの4MOSTが2025年10月18日にVISTAで2,400本の光ファイバーを初めてフル稼働させ、南天のスカルプター銀河や球状星団NGC 288を含む領域の光を同時取得したのです。 各点は個別天体のスペクトルで組成・温度・視線速度が得られるのです。今後10年で数百万のスペクトルを蓄積し、宇宙進化や暗黒エネルギー研究に貢献しそうぽい。画像はSFっぽく見えるのです。