米国の研究チームCOLDEXが、南極のアランヒルズで約600万年前のものと年代測定された氷コアの採取に成功しました。氷に閉じ込められた気泡中のアルゴン同位体を用いた直接年代測定により、この氷が形成された当時、地球が長期的な寒冷化(約12℃の気温低下)を経験したことが示されました。この研究は、過去の温室効果ガス濃度や海洋熱の変動を復元し、気候変動のメカニズム解明に貢献することが期待されています。
COLDEXチームがアランヒルズで直接年代測定された約600万年前の氷コアを採取したのです。気泡中のアルゴン年代測定と氷の酸素同位体解析で当時の長期的な冷却(約12°C)が示されたのです。 研究は温室効果ガスや海洋熱の復元を続け、追加掘削を計画しているぽい。