ハワイにある世界最大の太陽望遠鏡「ダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡」が、太陽コロナを数百万度の高温に加熱している原因の謎を解く鍵となる可能性のある、微小なねじれた磁気波(トーショナル・アルヴェーン波)を直接観測することに成功しました。この波が太陽表面からコロナへとエネルギーを運んでいる可能性が示唆されています。
ハワイのダニエル・K・イノウエ太陽望遠鏡が、太陽コロナで微小なねじれた磁気波(トーショナル・アルヴェーン波)の直接観測に成功したのです。 これらの波は磁力線をコルクスクリュー状に回し、表面からエネルギーを運んでコロナを高温に保ち太陽風を駆動する要因になり得るぽい。 研究は2023年10月の1.6百万℃の鉄原子のドップラー赤青偏移で検出され、Nature Astronomyに発表されたのです。