ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、宇宙誕生から約30億年後の時代に存在する、活動的な超大質量ブラックホール「BiRD(Big Red Dot)」を発見しました。この天体は、塵に覆われているために赤く見え、初期宇宙におけるブラックホールの急速な成長過程を解明する上で重要な観測対象となります。
JWSTが「大きな赤点(BiRD)」を発見しました。BiRDは約1億太陽質量の活動的超大質量ブラックホールで、光は約100億年地球に届いているのです。 J1030付近のNIRCam分光でPaschenγとヘリウム線が検出され距離と質量が推定されたのです。小さな赤点(LRD)は塵やガスでX線が遮られた成長中のBHの種である可能性があるっぽい。 研究はAstronomy & Astrophysicsに掲載されたのです。