ハワイのW. M. Keck天文台は、若い恒星「HD 34282」を取り巻く原始惑星系円盤を詳細に観測し、中心星から約40天文単位の距離に明確なギャップ(隙間)を発見しました。このギャップは、現在進行形で惑星が形成されている領域である可能性を示唆しています。
W. M. Keck天文台が開口マスキングによる原始惑星探索 (SPAM) で若い星HD 34282を近接観測し、近赤外カメラ(NIRC2)で内側構造と大きな円盤をとらえたのです。 内側構造と円盤の間に約40AUのギャップが見え、そこが惑星形成領域の可能性があるぽい。 確定した原始惑星は見つかっていませんのですが、隠れ場所の制約や恒星質量・降着率の推定を得ており、今後SCALES等で観測を続けるのです。