JWSTやハッブル、XRISM、ESO、アルマ、ケックなどによる観測成果が相次いだ。3I/ATLASの観測、NGC 1365の銀河考古学的解析、M101やM33の高精細観測、γ-Cas連星のX線源解明、褐色矮星の質量移動、系外惑星の自転と質量の関係確認など、天体の形成や進化を読み解く研究が進んだ。
京大などのグループが、太陽系外惑星の位置を3次元で表示できるデータベースを公開しました。生命が存在できる環境かどうかの調査に役立つぽいです。
XRISM観測で、カシオペヤ座γ-Casの謎のX線は、伴星の白色矮星が円盤物質を吸い込み、極付近で放射していると判明したぽい。γ-Cas系は「Be型星+白色矮星」の連星と確認され、連星進化の理解に役立つぽい。
NASAのハッブル宇宙望遠鏡とジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、約2500万光年先にある回転花火銀河ことM101の中心部を観測した記事ぽい。 ハッブルの紫外線・可視光・近赤外データを使い、恒星分布や銀河構造の研究に役立てる内容ぽい。
ケック望遠鏡の大規模観測で、系外惑星の自転と質量の関係が確認されました。木星型惑星は、質量や年齢を考慮するとより重い褐色矮星より速く回る傾向があり、惑星形成理論を支持する結果ぽい。 KPICで測定され、今後はHISPECでより多くの天体を調べる予定ぽい。
ESAは、XRISMの高精度観測で恒星γ-Casの50年以上の謎を解明したと発表しました。見えない白色矮星が伴星で、主星から物質を奪う際に異常なX線を出していると判明し、連星進化の理解も進むぽいです。
新潟大学などは、アルマ望遠鏡で天の川銀河外縁部の星形成領域を観測し、新たなホットコアを発見しました。 メタノールやジメチルエーテルなど多様な分子も検出され、太陽系周辺とは異なる静穏な環境が星・惑星形成の物質進化に影響する可能性が示されたぽい。
すばる望遠鏡で、次世代補償光学「ULTIMATE-Subaru」のプロトタイプ「ULTIMATE-START」が試験観測に成功。 4つのレーザーガイド星を使うトモグラフィ補償で大気揺らぎを高精度に測定し、可視光で0.09秒角の鮮明な星像を達成したぽい。
東京大学Kavli IPMUの研究で、宇宙初期の重要指標であるスカラー・スペクトル指数 n_s の変化は、実際の新物理ではなく、 宇宙マイクロ波背景放射(CMB)とバリオン音響振動(BAO)の軽い不一致による統計的な見かけのずれっぽい。データの組み合わせ次第でインフレーション模型への制約は大きく変わるぽい。
NOIRLabは、超暗い矮小銀河Pictor IIで、宇宙初期の元素組成を残す第2世代星PicII-503を発見したぽい。 鉄とカルシウムが極端に少なく、炭素が非常に多いことから、初代星の低エネルギー超新星でできた痕跡とみられ、天の川銀河ハローの炭素強化星の起源解明にもつながるぽい。
JWSTで見つかった謎の「Little Red Dots」は、巨大ブラックホールではなく、形成中の球状星団かもしれないという説が紹介されています。 非常に若い恒星群と超大質量星の光で赤く見えるとされ、数や赤方偏移の分布は球状星団と整合ぽい一方、温度や明るさには未解決の課題が残ります。今後は元素組成の観測で検証される見込みぽいです。
ESOの超大型望遠鏡がさんかく座銀河(M33)を多波長で撮影し、約300万光年先のガス雲と星形成領域の複雑な様子を可視化した。 青は酸素、緑は水素、赤は硫黄を示し、星の誕生現場が非常に美しく複雑だと伝えているぽい。
天の川銀河外の渦巻銀河NGC 1365を化学組成から解析し、12億年ならぬ約120億年の進化史を初めて再現した研究ぽい。小さな銀河から合体を重ねて巨大化し、中心部は早期に形成、腕は比較的最近できたと示されたぽい。
ESAの探査機Juiceが、2025年に太陽系へ入った恒星間天体3I/ATLASを観測した話。発見後わずか4か月で計画を立て、2025年11月に5機器で観測。 データは2026年2月に地上へ送信され、短期間で成功した貴重な観測例になったぽい。
NASAのSWOTミッションのデータにより、地球規模で河川を継続的に観測できるようになったぽい。 ミシシッピ川やアマゾン川などの流れや変化を把握し、河川が生態系・経済・地域社会を支える様子をより詳しく理解できる内容ぽい。
ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究チームが、銀河外で初めて「銀河考古学」を用い、渦巻銀河NGC 1365の化学組成から約120億年の成長史を再構成した。 中心部は早期に形成され、外縁は矮小銀河との合体で後から成長したぽい。
Caltechの研究で、1,000光年先にある褐色矮星の連星ZTF J1239+8347を発見。2天体は約57分周期で回り、片方がもう片方へ物質を流して明るく輝いている。こうした質量移動が褐色矮星で見つかったのは初めてぽい。 将来は合体して新しい恒星になるか、より重い方が恒星化する可能性があるぽい。
天文学者が、互いに非常に近くを公転する2つの褐色矮星を発見。片方がもう片方から物質を奪っており、将来的に融合して恒星になるか、質量を増して核融合を始める可能性があるぽい。 観測データで見つかった初の褐色矮星同士の質量移動例で、今後さらに多数発見されると期待されているぽい。
NASAのチャンドラX線観測衛星が、春をテーマにした星形成領域の合成画像集を公開。 ペリカン星雲、猫の足星雲、NGC 346、炎星雲、Westerlund 2、Cygnus OB3の6対象を、X線と可視光・赤外線データで比較し、恒星の「春の成長段階」を示しているぽい。
XRISMの観測で、カシオペア座W中央のカシオペア座ガンマ星は、重い主星と白色矮星からなる連星系だと判明した。X線の微小なドップラーシフトを捉え、X線は伴星、可視光は主星由来と確認した。