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地球観測・天体観測・基礎科学の新成果

夜間光データの変化、星の並びで作る春のダイヤモンド、銀河合体の水滴実験、鉄60の氷床コア検出など、地球・宇宙双方の基礎科学に関する新しい結果が相次いでいます。観測衛星や地上実験を通じて、宇宙進化や地球環境の理解が深まっています。

関連するニュース
打上げによる上層大気汚染急増

UCLの研究によると、衛星コンステレーションの打ち上げと再突入で生じるすすが上層大気に長く残り、2029年には宇宙産業の気候影響の42%を占める見込みぽい。 打ち上げ回数は急増しており、影響は過小評価の可能性もある一方、オゾン層への影響は現時点では小さいぽい。

フワフワ氷が海洋衛星の着陸を危険にするぽい

木星や土星の氷衛星では、噴出した水が低圧環境で層状の脆い「ふわふわした氷」になり、エウロパでは数メートル、エンケラドゥスでは最大20メートル厚になるぽい。 将来の着陸機が崩落する恐れがあり、NASAのエウロパ・クリッパーで検出できる可能性もあるぽい。

南極氷で鉄60が発見、局所星間雲の痕跡

南極の古い氷から放射性同位体鉄60を検出し、太陽系が通過中の局所星間雲に超新星由来の鉄60が蓄えられている可能性が高いと示した研究ぽい。氷床コアの年代比較で、数万年前の流入変化も確認されました。

石鹸膜の水滴は銀河合体っぽく振る舞う

石けん膜上の水滴が、重力で引き合って公転し、合体する様子が、銀河の衝突・合体に似ると報告された。橋状構造や渦巻腕も見られ、将来は実験室で銀河合体の重力相互作用を研究する手がかりになりそうぽい。

5月夜空に4つの星が巨大な『ダイヤ』です

5月の夜空では、Arcturus、Spica、Denebola、Cor Caroliの4つの明るい星が大きな「春のダイヤモンド」を作るぽい。これは正式な星座ではなく星の並び(アステリズム)で、場所の目印にもなるぽい。 内部には多数の銀河が集まるかみのけ座・おとめ座銀河団があり、望遠鏡で観察できるぽい。

地球を新たな光で描く(NASA)

NASAの夜間光データ分析で、2014〜2022年の地球では人工光が一様に増えたのではなく、増加と減少が同時に起きていたぽい。全球の光量は34%増えた一方、米国東海岸や欧州の一部ではLED普及や省エネで減少。 中国や北インドは都市化で増加し、2022年は欧州のエネルギー危機で急減したぽい。

ハッブルが遷移中の銀河を観測しました

ハッブル宇宙望遠鏡が、約1億光年先のレンズ状銀河NGC 1266を観測した記事です。 渦巻銀河と楕円銀河の中間段階にある遷移銀河で、過去の小さな銀河合体により星形成が活発化した後、中心の超大質量ブラックホールの活動でガスが吹き飛ばされ、星形成が抑制されていると考えられます。