ウェッブ宇宙望遠鏡などによる観測で、いて座A*から約0.55光年の恒星IRS 3が、強烈な放射線環境下でも塵や水、分子物質を形成・保持していることが示されました。進化した恒星が銀河中心へ物質を供給し続ける可能性を示す成果です。
- 欧州宇宙機関(ESA)によると、進化した恒星IRS 3の観測で、銀河系中心の超大質量ブラックホール近傍でも塵と水が形成・存続できることが判明 - IRS 3は、いて座A*の強烈な放射線環境下でも新たに作られた物質を周囲へ供給し続けているぽい
- ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡のMIRI観測で、天の川中心のブラックホールから0.55光年離れた恒星IRS 3を詳しく分析。 - IRS 3は酸素に富むシリケート星で、約1万天文単位に広がる殻状の物質層を形成している。 - 恒星周辺の温度は約1200〜100ケルビンで、質量は太陽の約6倍、年齢は約7200万年と推定された。 - 強い放射線環境でも分子物質が生き残り、進化した恒星が銀河中心へ物質を供給し続けられることを示すぽい。