SpaceXは12月11日および14日に、ケープカナベラル宇宙軍基地(SLC-40)からStarlink衛星の追加打ち上げを計画している。
SpaceXは米国家偵察局(NRO)の機密衛星NROL-77をファルコン9ロケットで打ち上げる予定。打ち上げはケープカナベラル宇宙軍基地から行われる。
中国は太原衛星発射センターから長征6号甲(Long March 6A)ロケットを使用し、低軌道インターネット衛星群(SatNet LEO Group 15)を打ち上げた。衛星は予定軌道に投入された。
2025年12月8日に太陽でX1級の大規模フレアが発生し、オーストラリアや東南アジアの日照地域で短波通信障害(デリングジャー現象)が報告された。
NASASpaceflight (NSF) は宇宙飛行に関する大規模クイズイベントを配信し、3名の出場者が知識を競う。
Rocket Labは大型ロケットNeutronの再使用可能フェアリングと上部モジュールの試験を完了し、発射場への輸送を開始した。
ニュージーランドで予定されていたRocket LabのElectronロケットによる革新的衛星技術実証4号機(RAISE-4)の打ち上げは、追加確認作業のため2025年12月12日に再設定された。
NASAのジョニー・キム、ロスコスモスのセルゲイ・リジコフ、アレクセイ・ズブリツキーを乗せたソユーズMS-27宇宙船が国際宇宙ステーション(ISS)から離脱し、カザフスタンに着陸した。これにより第73次長期滞在ミッションが完了した。キム飛行士にとっては初の宇宙飛行、リジコフ飛行士は3回目の飛行で累積滞在日数は600日を超えた。
SpaceXはフロリダ州ケネディ宇宙センター(LC-39A)から29基のStarlink衛星を打ち上げた。使用された第1段ブースター(B1067)は記録的な32回目の飛行と着陸に成功した。衛星は低軌道へ投入された。
JAXAはH3ロケット8号機の第2段慣性計測装置(IMU)に確認が必要な事象が認められたため、予定されていた準天頂衛星「みちびき5号機」の打ち上げを延期した。新たな日程は未定。
セーレンはアークエッジ・スペースと提携し、超小型衛星の量産体制強化とコンステレーション事業の拡大を目指す覚書を締結した。
中国宇宙ステーション(Tiangong)において、神舟21号の宇宙飛行士である張陸と武飛が約8時間の船外活動を実施した。ロボットアームの支援を受けながら、機器の設置やステーション外部の点検を行った。
X線分光撮像衛星XRISMがカシオペア座Aを観測し、超新星残骸から塩素とカリウムのX線を初めて検出した。この成果はNature Astronomyに掲載され、元素分布や超新星爆発の理解に寄与する。
衛星画像により、長征12A号用の着陸パッドや静的点火試験の成功を示唆する情報が確認され、再使用型ロケット開発の進展が伺える。
米上院商業科学運輸委員会は、民間宇宙飛行士ジャレッド・アイザックマン氏のNASA長官指名を賛成多数で可決し、本会議採決へ送った。超党派の支持が得られている。
Artemis IIの機体マネージャーへのインタビュー記事が公開され、オリオン宇宙船の統合やSLSロケットとの結合に向けた準備が順調に進行中であることが伝えられた。
中国は酒泉衛星発射センターから長征4号Bロケットを使用し、地球観測衛星「遥感47号」を打ち上げた。この衛星は国土測量、都市計画、防災などに利用される。
宇宙開発協同組合SOHLAは、月面跳躍移動ロボット「まいど2号」の開発資金を募るクラウドファンディングを開始した。技術検証や試作に充てられる。
StarbaseではStarship V3の開発、Booster 19の積み上げ、Ship 39.1の極低温試験などが進行中であり、次期飛行に向けた準備とインフラ整備が進められている。
総務省の分科会は、高度約600kmの衛星通信(17.7~30.0GHz帯)を認める答申を出した。これによりAmazonのProject Kuiperなどの国内参入が可能になり、災害時や山間部での通信手段としての活用が期待される。