国際宇宙ステーションのロシア側モジュール、特にズヴェズダや移送トンネル周辺で空気漏れが悪化し、NASAは乗員をSpaceX Crew Dragonへ一時退避させるなど予防措置を実施した。ロスコスモスは点検や修理を進めたが、構造リスクを避けるため作業を中断・延期する場面もあり、最終的には通常運用へ戻った。漏れは2019年から続く課題で、ISSの老朽化と継続運用への懸念が改めて浮上している。
SpaceXがIPO準備を進め、応募超過や史上最大級の上場規模が注目された。売り出し価格や企業価値の見通しが話題となり、2025年売上は大きい一方で最終赤字見込みとの報道もあった。あわせて、SpaceXがGoogleとの契約でxAI関連のAI計算能力を提供し、Nvidia GPUを活用したデータセンター収益化を進める動きも伝えられた。
SpaceXがFalcon 9でStarlink衛星群を相次いで打ち上げた。カリフォルニアのヴァンデンバーグやケープカナベラルから、Starlink 17-43やStarlink 10-35などを低軌道へ投入し、ブースターの再使用やドローン船への着艦も行われた。一部の打ち上げではStarshield衛星も含まれ、政府向け衛星の配備も進んでいる。関連して、打ち上げ配信やライブ中継、FAAによる事故調査要求の話題も含まれている。
NASAは火星大気探査機MAVENの運用終了を正式発表した。11年間にわたる観測で、太陽風や太陽嵐が火星大気を失わせる過程や、古い水が宇宙へ逃げた可能性などを明らかにした。火星の通信中継網にも役立ってきたが、通信不能となり回復不能と判断された。
NASAのINCUSミッションでは、小型衛星3機で熱帯対流性嵐を観測し、発生メカニズムや予報改善を目指して準備が進んでいる。また、ハッブル宇宙望遠鏡の再ブースト案や、Swift観測機の延命を通じた将来の望遠鏡運用への橋渡しも話題になった。さらに、東京大学の研究では月周回衛星に軽量X線望遠鏡を搭載して月表面元素分布を短期間で地図化する案が示された。
SETI研究者らと国際宇宙科学アカデミーが、地球外知的生命の兆候を見つけた際の新指針を更新した。独立した厳密な検証、査読、公表データの公開、報道やSNSへの迅速で正確な対応を求め、誤報や混乱を防ぐ方針を明確化した。国際協議なしに地球外文明へ返信しないという原則も再確認された。
K2-18bの生命兆候報道を受け、496人の宇宙生物学者を対象とした調査では「生命発見」と考える人は少数にとどまった。迅速な世論調査は科学界の合意状況や誤情報対策を可視化する手段として有用とされる一方、対象分野の設定には注意が必要とされた。
新しいシミュレーションにより、天王星の衛星に失われた巨大惑星の痕跡が残っている可能性が示された。太陽系初期には天王星や海王星級の天体が弾き出された不安定な時期があり、その痕跡が衛星系に保存されているかもしれないという研究内容。
JWSTが初期宇宙にある休眠中の超巨大ブラックホールを初めて計測し、太陽約60億個分の質量を持つことが示された。これにより、初期宇宙でも巨大ブラックホールと母銀河の関係が成立していた可能性が浮上した。関連して、巨大ブラックホールの周囲でも惑星が生まれうるという研究紹介もあった。
ALMAが、おうし座HL星の原始惑星系円盤内で地球の海の3倍以上に相当する水蒸気を直接観測した。惑星形成が進む領域で水が見つかったことで、水が惑星の化学組成や形成過程に重要な役割を果たす可能性が示された。
ESAはAriane 6の次回打ち上げ日を発表し、改良型P160Cブースター4基を初搭載するVA269ミッションでAmazon Leo向け衛星36機を運ぶ予定とした。あわせて、ガリレオ第2世代衛星の開発も進展しており、主要部品は試験を終えて組み立て段階に入っている。
中国は通信衛星コンステレーション「千帆」の衛星を2日連続で打ち上げ、軌道投入済み衛星が200機に到達した。2026年末までに324機、最終的には1万機超を目指す計画で、配備加速が明確になっている。
海南省文昌市で、長征9号向けの巨大な製造・組立施設の計画が公開された。敷地は約101.5平方km、2028年完成予定で、将来の月・火星任務や大型宇宙開発を支える基盤として位置付けられている。
米国では、NASA研究が中国に流出するのを防ぐべきだとする主張が出た。ワルフ修正条項の監視不足や中国関連研究の多さを理由に、国家安全保障と競争力維持のため規制強化を求める論調が報じられた。
米空軍・宇宙軍の新CIOにAshley Devoto氏が就任した。サイバーセキュリティ経験を背景に、約170億ドル規模のIT投資、AI、データ、サイバー対策、業務システムの統括を担う。
NASAは金石園の70mアンテナDSS-14損傷事故の調査報告を公表し、ソフト不具合、人為ミス、油圧系の故障に加え、手順不備と作業文化の問題も指摘した。修理費は数百万ドル規模で、保守・改修のため長期停止が見込まれる。
NASAのGRACE/GRACE-FOとAI解析により、ブラジルの地下水が2002〜2023年に減少していることが示された。干ばつ、森林伐採、農業、採掘、地下水汲み上げが主因とされる。また、沿岸沈下の衛星レーダー解析では観測精度への疑義も指摘され、地上観測との照合の重要性が強調された。
ポート・カナベラルではクルーズ産業が依然主役でありつつ、宇宙産業の拡大で港湾当局の役割が変化している。2019年の宇宙産業支持決議や2024年の規約追加により、商業打ち上げ事業者への対応が港の正式業務として組み込まれた。
NASAのLINKロボット補給機がワロップス飛行施設に到着し、Pegasus XLへの搭載が進められている。Swift観測衛星を高軌道へ押し上げて延命する計画で、太陽活動による大気抵抗増大への対策として注目された。
ロシアがStarlinkの代替となる衛星インターネット「Rassvet」を2027年に商用開始する計画を進めている。2026年に低軌道衛星を打ち上げ、2035年までに最大900基を目指す構想で、戦争や通信主権を背景に独自網整備を急いでいる。
『Supergirl』に登場するロボの設定や、ニール・ドグラース・タイソンがナレーションするブロードウェイ・ミュージカル『Galileo』、Prime Videoの『Spider-Noir』など、宇宙や科学を題材にした映像・舞台作品が話題になった。科学者や宇宙キャラクターを描く作品が相次いで紹介されている。
宇推くりあの配信で、石田PDを招いて総額1兆円規模の宇宙戦略基金が取り上げられた。日本の宇宙開発を開拓する基金の現状が紹介され、配信内ではコメントルールや支援先も案内された。
Starlinkが地方や僻地で高速・安定した通信を提供し、在宅勤務や長時間のライブ配信を可能にしている投稿が複数あった。田舎での仕事、現地作業場、遠隔キャンプ配信などでの利用例が示され、衛星インターネットの実用性が強調された。
Falcon 9によるStarlink/Starshield打ち上げのライブ配信情報や、Spaceflight Nowなどの中継に関する投稿があった。また、Space.comのポッドキャストでは、アポロ時代の管制官の回想とともにISSの空気漏れ対応も取り上げられた。
SpaceXのIPOに関する別報道では、売上高や時価総額の見通しが示され、マスク氏の宇宙×AI構想が投資家の期待を集めていると伝えられた。
インド初の火星探査機マンガルヤーンの軌道投入日に着用されたサリーが、スミソニアン国立航空宇宙博物館に展示された。インドの宇宙開発成功と女性科学者の活躍を象徴する話題として紹介された。