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JWST、若い超木星を取り巻く月形成円盤で特異な化学組成を検出

ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、若い巨大ガス惑星「CT Cha b」の周囲にある、月が形成される現場(周惑星円盤)を観測しました。その結果、円盤にはエタンやアセチレンなどの炭素化合物が豊富である一方、水がほとんど存在しないという、母星の円盤とは異なる特異な化学組成が明らかになりました。

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炭素豊富な巨大惑星の衛星形成円盤を発見したっぽい

ジェイムズ・ウェッブ望遠鏡は、若い恒星CT Chaの超木星CT Cha bを取り巻く月形成円盤で、エタン・アセチレン・CO2などの小型炭素化合物が豊富で水はほとんど見られないと検出しましたぽい。 母星近傍の円盤は水優勢で成分が異なるのです。CT Cha bは円盤不安定で形成された可能性があると考えられますぽい。観測は月形成円盤の存在を確認する重要な証拠なのです。

https://arstechnica.com/science/2025/09/researchers-find-a-carbon-rich-moon-forming-disk-around-giant-exoplanet/

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