国際天文学者チームが、約50億光年離れたクエーサーOJ287において、互いに周回する2つの超大質量ブラックホールの電波画像を史上初めて直接撮影することに成功し、ブラックホール対の存在を確定した。地上望遠鏡と宇宙望遠鏡RadioAstronを用いた高解像度観測により、小さい方のブラックホールから放出されるジェットが、軌道運動によってねじれて「振れる尾」のように見える様子が捉えられた。この動きは、12年周期で観測されるクエーサーの明るさの変動と一致する。
国際チームがクエーサーOJ287で互いに周回する2つの超大質量ブラックホールを初めて電波画像で直接とらえ、ブラックホール対の存在を確定したのです。 小さい方からは回転するホースのようにねじれる“振れる尾”ジェットを検出したぽい。高解像度のRadioAstronを含む電波干渉観測が決め手だったのです。
天文学者はクエーサーOJ287(約50億光年)で互いに周回する2つの超大質量ブラックホールの電波画像を史上初めて取得したのです。 地上望遠鏡とRadioAstron衛星の高解像度観測で理論予測の位置にブラックホールが確認されたのです。小さい方のジェットが軌道でねじれて見えるのは12年周期の明るさ変動と一致するぽい。 研究はAstrophysical Journalに掲載されたのです。