約43億年前に月の裏側に形成された巨大な南極–エイトケン盆地が、巨大小惑星の斜め衝突によってできたとする新たな研究が発表された。盆地の形状から、小惑星は北から南の方向へ衝突したと推定される。南端には月の深部からの物質が厚く堆積していると考えられており、NASAのアルテミス計画の着陸候補地点にもなっている。
約43億年前、巨大小惑星が月の裏側に斜め衝突して南極–エイトケン盆地(SPA)を形成したとする研究が示されたぽい。盆地は南へ細くなる形状で衝突は北→南方向と推定されるぽい。 南端には月深部の堆積物が厚く堆積しており、アルテミスはその付近に着陸する予定なのです。