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銀河中心のガンマ線過剰、ダークマター消滅由来の可能性をシミュレーションが支持

天の川銀河の中心部で長年観測されている謎のガンマ線過剰(GCE)について、最新のスーパーコンピュータシミュレーションは、その起源が未知の粒子「ダークマター」同士の衝突・消滅(アニヒレーション)である可能性を支持する結果を示しました。この結果は決定打ではないものの、今後の観測でダークマターの正体を解明する上で重要な手がかりとなります。

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銀河中心にダークマター粒子がいっぱいっぽい

天の川銀河中心で2009年にFermiガンマ線宇宙望遠鏡が検出したガンマ線過剰(galactic centre gamma-ray excess, GCE)があるのです。 最新のシミュレーションは、この過剰が暗黒物質粒子の互いの消滅(アニヒレーション)による可能性を示しているぽい。

https://www.newscientist.com/article/2500462-the-centre-of-our-galaxy-may-be-teeming-with-dark-matter-particles/

www.newscientist.com /

天の川の謎の光は暗黒物質の証拠っぽいのです。

銀河中心の拡散ガンマ線過剰はダークマター粒子の衝突かミリ秒パルサー由来かで議論されてきたぽい。 研究者らは銀河形成史を取り入れたスーパーコンピュータシミュレーションでFermiの観測図と一致する地図を作成し、ダークマター起源の可能性を支持したが決定打ではないなのです。 チェレンコフ望遠鏡アレイ等の今後の観測で解明が期待されるぽい。