中国は、長征12号ロケットを用いて、国営の電力会社である「国家電網」が計画する衛星ブロードバンドコンステレーションの最初の衛星を低軌道に投入しました。これは、中国が国家主導で進める衛星インターネット網構築の一環であり、関連施設として山東省の海洋宇宙港の建設も進められています。
中国は11月9・10日に政府系と民間で計4機を打ち上げ、年間打ち上げ記録を更新しましたのです。CASCは長征11号Hで試験32号3機、長征12号で国網のブロードバンド衛星群をLEOに投入しましたのです。 CAS Spaceは力箭1号で試験衛星2機を成功、星河動力の谷神星1号は上段異常で搭載3機を喪失しましたのです。これで2025年は72回、2024年は68回だったのです。 米SpaceXはFalcon 9を2024年に133回打ち上げ、2025年は150回超と伝えられていますぽい。
海洋宇宙港では、連理島にある陸上発射台用の推進剤充填ステーションのタンク設置が開始されたようです。これらの発射台は長征12号シリーズ用とのことなのです。 来年には、長征12号が酒泉、文昌、海洋の各宇宙港から打ち上げられる可能性があるっぽいのです。画像には、海洋宇宙港のタンクやパイプライン、クレーンなどの建設風景が写っていますね。