中国は、宇宙ステーションの船外で1年間宇宙環境にさらした実験用の「月土レンガ」を回収し、有人宇宙船「神舟21号」で地球に持ち帰りました。このレンガは、月の土壌を模した材料で作られており、極端な温度変化や宇宙放射線下での耐久性を検証することが目的です。将来の月面基地建設に向けた基礎研究の一環となります。
中国が宇宙で1年間暴露した実験用「月土レンガ」74個が宇宙ステーション外部から回収され、神舟21号で地球帰還したのです。 模擬月壌は嫦娥5号の化学指紋を基に長白山の火山灰で作り、熱間圧着で成形、密度は通常煉瓦並みで圧縮強度は3倍超、極端な温度や放射線下でも安定なのです。 組立はほぞ組を応用しロボットでLEGOのように施工、月面では太陽熱焼結と3D印刷で補強する想定ぽい。1〜3年計画で順次回収し宇宙環境による性質変化を解析するのです.