ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、ビッグバンから約5億7千万年後の宇宙で急速に成長する超大質量ブラックホールを発見しました。これは従来の形成理論に疑問を投げかける発見です。また、この観測原理は中世の神父リチャード・フィッシュエーカーの思想と通じるものがあると話題になっています。
ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が、ビッグバンから約5億7千万年後の宇宙で、急速に成長する超大質量ブラックホールを発見したのです。 このブラックホールは、その時代の銀河としては予想以上に大きく、現在のブラックホールや銀河の形成理論に疑問を投げかけるものと考えられます。 この発見は、初期宇宙の理解を深める新たな手がかりとなるぽいのです。
中世のオックスフォード大学の神父、リチャード・フィッシュエーカーは、光と色の振る舞いから、星や惑星が地球と同じ元素でできていると考えたのです。 これは当時の常識に反する考えでしたが、現代のジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が用いる観測方法と原理的に似ているのです。フィッシュエーカーの考えは、約800年後の現代科学によって証明されたと言えるでしょう。