JAXAのH3ロケット8号機は、第2段エンジンの燃焼停止により「みちびき5号」の軌道投入に失敗した。ペイロードフェアリング分離時に通常より大きな衝撃が観測され、同時に第2段水素タンクの圧力が低下したことが原因と見られている。JAXAは原因究明を進めている。
H3ロケット8号機はみちびき5号を軌道投入できず失敗したのです。JAXAは専門家会合で、ペイロードフェアリングの分離衝撃が通常より強かったと報告したのです。 フェアリングは打上げ約3分50秒で分離し、ほぼ同時に2段燃料タンク圧力が急低下、2段エンジンは第1燃焼で推力約20%低下し25秒早く終了、第2燃焼は直ちに停止したのです。分離衝撃が影響した可能性があるぽい。
JAXAは、H3ロケット第8号機でペイロードフェアリングの異常分離が発生し、分離時に通常より大きな衝撃が観測され、2段目水素タンクの圧力が低下して推力が約20%落ち、エンジンが早期停止したと見ているぽい。 結果、みちびき5号は予定軌道に到達せず、2段目と衛星の現状は未確認なのです。
H3ロケット8号機の打ち上げで、第2段が再着火後に燃焼停止し、3分20秒付近で水素燃料タンク圧力が低下したのです。みちびき5号の分離は確認中なのです。 JAXAは原因究明までH3打ち上げを停止し、Epsilon Sも遅延で現在コアロケットがないのです。今後10年で約30回のH3打ち上げ計画がある中、国際競争力が低下し民間や海外依存が高まる懸念があるぽい。