中国の民間企業ランドスペース(藍箭航天)の朱雀3号(ZQ-3)Y1試験機は、着陸燃焼点火後の異常により着陸に失敗した。しかし、得られたデータを基に改良が進められており、次期機体Y2では着陸用エンジン数を減らすなどの変更を行い、2026年の回収試験を目指している。
藍箭航天の朱雀3号Y1は2025年12月3日04:02UTCに酒泉の東風商業航天イノベーション試験区から打ち上げられたのです。第2段は計画軌道に入ったのですが、第一段は着陸燃焼点火後に異常を起こして着陸に失敗したぽい。 ロケットは液体酸素/液体メタン推進の部分再使用型なのです。
作者によれば、ZQ-2E(中国名: 朱雀2)は2026年1月に打ち上げ予定で回収しない通常ミッション、ZQ-3(朱雀3)は2026年4月に回収可能な打ち上げ予定と報告されているぽい。 添付は同内容の中国語投稿のスクリーンショットと、ロケットのエンジン噴射口の展示写真なのです。
ZQ-3は3機が製造済みなのです。Y2は2026年中頃までに打上・回収を試みる予定ぽい。Y1の着陸燃焼では1基が点火したのです。取得データからY2では着陸燃焼で点火するエンジン数が減り、5基から3基になる見込みぽい。