中国の嫦娥6号および5号が持ち帰った月サンプルの分析により、月の裏側の火山活動の抑制要因や、月の磁場進化、隕石由来の水に関する新たな科学的知見が得られた。
・嫦娥5号試料の単一月塵粒子をNV量子センサー磁気顕微鏡で高解像度(空間分解能2.2μm、地磁気の千分の一感度)かつ3Dベクトルで観測しました。 ・玄武岩は天然鉄に伴う比較的均一な残留磁化を示し、古代コアダイナモを保存している可能性があるぽい。・ブレッチャはnp-FeやFe-Ni合金を含み、衝突・宇宙風化で複雑な磁気構造を示すぽい。 解像度・感度向上と嫦娥5号/6号の追加解析で月磁場進化をさらに制約する予定ぽい。
中国の嫦娥6号が南極-エイトケン盆地から持ち帰った玄武岩試料で、カリウム41/39比が近側試料より高いことが判明しました。研究チームはこれを巨大衝突で揮発性元素が蒸発した名残と結論しているぽい。 衝突で内部まで加熱され揮発物が減った結果、裏側の火山活動が抑えられマリアが少ない説明になる強い手掛かりっぽい。PNASで発表されました。
- 月壌の三重酸素同位体分析で、炭素質隕石由来が質量で少なくとも約1%含まれると判明しました。- 衝突率を20倍で換算しても、約40億年前以降に隕石が供給した水は地球の海のごく一部にとどまるぽいです。 - 月の極域の永久影領域にある水は探査・資源として重要と示唆されるぽいです。- 解析はアポロの赤道側試料に限られ、アルテミスでの追加試料が新知見をもたらすと期待されるぽいです。