宇宙論では暗黒エネルギーに依らない加速膨張の説明や、重力定数Gの精密測定、ニュートリノや超新星爆発の研究など、基礎物理の更新が続いている。超高エネルギーニュートリノの起源候補や、太陽系外縁部・星雲の形状解析なども含め、宇宙の根本法則に迫る研究が報告された。
NASAのLandsat解析で、米国本土の土地変化は「人為的な開発・伐採・農地拡大」が減少する一方、「山火事・ハリケーン・干ばつなどの自然由来の攪乱」が増加していると判明。 1988〜2022年に約18%の土地が攪乱され、機械学習で原因判別を進めたぽい。
重力定数「G」は1687年にニュートンが示してから340年たっても、最も精密に決まっていない基本定数ぽい。 NISTの研究チームは誤差を避けるため値を伏せた実験を行い、2024年に結果を公開したが、既存値よりわずかに低かった。重力の謎はまだ解けていないぽい。
ジェミニ北望遠鏡が、おうし座方向約1500光年先の惑星状星雲「NGC 1514」を観測。一般的な球状とは異なり、でこぼこで非対称な「クリスタルボール星雲」と呼ばれる形が特徴ぽい。 中心には約9年周期で公転する連星があり、その影響で複雑なガスの殻が形成されたとみられます。
NASAの2026年Lunabotics Challengeで、米国の47チームが月面走行やレゴリスの土手構築を行う遠隔操作ロボットを製作。 Artemisでの月面活動を想定した条件下で、学生がシステム工学を学びつつ将来の宇宙建設技術を競ったぽい。
欧州の宇宙業界と投資家は、SpaceXのIPOが他社への投資を呼び込むきっかけになるか注視しているぽい。楽観論では「次のSpaceX」探しが進む一方、SpaceXは特異で影響を過大評価すべきでないとの慎重論もあるぽい。 欧州投資は成長中だが、米国より5~10年遅れており、今後は継続的な収益がIPOの鍵ぽい。
量子技術の進展で、小型望遠鏡を量子メモリと光ファイバーで連携させ、巨大望遠鏡のような高解像度観測を実現する可能性が示されたぽい。ハーバード大の研究は概念実証段階で、実際の天体観測への応用はまだ先ぽい。
早稲田大学はスーパーコンピュータ「富岳」を使い、ニュートリノ集団振動の一種である高速フレーバー変換(FCC)が超新星爆発に与える影響を解析したぽい。 軽い星では爆発を促進し、重い星では抑制することを初めて示し、従来の近似手法の限界も明らかにしたぽい。
中国は「月探査プログラム」を再編し、嫦娥計画と有人宇宙開発を統合して2030年までの有人月面着陸を目指すぽい。 長征10号・夢舟・揽月の試験や天宮宇宙ステーションでの技術検証を進め、資源・人員・任務を一体運用して安全性と成熟度を高める方針ぽい。
NASAゴダードはLandsat 10宇宙機の提案要求書案を公開し、6月2日まで意見を募集。最終RFPは6月末予定で、打ち上げ機との統合支援や衛星バス設計・製造、試験、運用立ち上げまで含む。 Landsat 10は2031年打ち上げ予定で、地球観測データの継続提供を担うぽい。
Artemis 2は月面帰還以上に、宇宙産業の供給網の脆弱さを浮き彫りにした。下位層まで含む部品の追跡性、標準化された製品ID、共有データ基盤が不可欠で、AI導入より先に断片化したデータの統合が必要ぽい。 今後は線形な供給網ではなく、協調型エコシステムが成否を左右するぽい。
- UC Davisの数学者らが、暗黒エネルギーに頼らず宇宙の加速膨張を説明できると主張しているぽい。 - Einstein-Euler方程式の不安定性から、標準宇宙論のΛCDMモデルが安定な解として成り立たない可能性が示されたぽい。
欧州宇宙機関(CERN)は、宇宙誕生の謎に迫るため周長約90キロの新型円形加速器「FCC-ee」の建設を含む素粒子物理戦略を改定した。 フランス・スイス国境付近の地下に整備する計画だが、巨額の建設費など課題が多く、日本誘致にも逆風となっているぽい。
2023年に地中海のKM3NeTで検出された史上最高エネルギー級のニュートリノが、ブラックホールを伴うブレーザー群から来た可能性が示されたぽい。 光学・X線・ガンマ線の同時信号は見つからず、希少な超高エネルギー事象をブレーザーで説明できるとする研究だが、追加観測が必要ぽい。