Dawn Aerospace、Katalyst、NordSpace、Skyroot、All.Space、Isar Aerospace、Eutelsatなどで、資金調達、買収、工場新設、打ち上げ機開発の進展がありました。民間宇宙産業の拡大と、製造・打ち上げ・サービスの各分野での資本投下が続いています。
Katalyst Space Technologiesは地球静止軌道での衛星サービス実証に向け、Geodesic Capital主導で1200万ドルを調達しました。 - 2027年にAriane 6で初のNexus GEOミッションを打ち上げ予定 - 先行するLink宇宙機はNASAのSwift観測衛星の軌道上げを行い、最短6月27日に打ち上げ予定 - Nexus-1は宇宙軍衛星への接近や近傍運用も実施し、将来は商業顧客向けサービスを狙うぽい
Dawn AerospaceはシリーズBで2500万ドルを調達し、事業拡大を加速する方針ぽい。 - 衛星推進、宇宙空間での燃料補給、弾道飛行機Auroraの事業を強化 - 米国・欧州にチームを設置し、サービスを世界展開する計画 - 収益は2022年の300万ドルから現在1500万ドルへ増え、黒字化しているぽい - Loopという軌道上給油システムを2028年に実証し、2029年の商用化を目指す
All.SpaceはYork Space Systemsによる買収手続きの中で米国へ再本社化し、アラバマ州フローレンス=マッスルショールズに技術・製造拠点を設けました。 - 既に米国での生産能力とボルチモア拠点を持ち、米国防顧客や供給網との連携を強める狙いぽい - Yorkは4月下旬に3億5500万ドルで買収を発表していました
ドイツの宇宙企業Isar Aerospaceは、Spectrumロケットの2回目試験飛行を流体系の不具合で4度目の延期としました。 - 当初は今年初め予定でしたが、1月・3月・4月にも準備が中断されていたぽい - 同社は商業運用後に低軌道へ衛星を運ぶ計画で、年40機生産を目指すぽい - 既に2028年まで数億ドル規模の契約を確保しているぽい
三工電機は船舶用分電盤の強みを生かし、宇宙事業に参入するぽい。 - 年商を超える23億円を投じて新工場を建設中 - 2027年4月完成を目指し、金属3Dプリンターや5軸加工機を導入 - ロケットのエンジン部品などを手がけ、創業70年を前に事業を拡大する方針
NordSpaceはマーカムの新工場RF-1を稼働させ、カナダでの打ち上げ機量産体制を強化しました。 - 延べ6万平方フィートで、最大255人規模の施設ぽい - Tundraロケットや小型衛星を同時生産し、Taiga試験機やTempest開発も進める計画ぽい - さらにRF-2やASX宇宙港など、国内の製造・試験・打ち上げ基盤を拡大中ぽい
香港は中国の商業宇宙ビジネス拡大を背景に、商業宇宙保険の拠点になれる可能性があるぽい。 - 宇宙保険は海上保険に似ており、巨額リスクや第三者賠償を扱うが、市場規模はまだ小さい - 中国の衛星網拡大と米中対立で、西側保険に頼りにくい需要が香港に生まれている - ただし、再保険の国際分散、人材育成、国有企業の保険慣行など課題も大きいぽい
ISRO出身のPawan Kumar Chandana氏が率いるSkyroot Aerospaceが、インド初の民間ロケット打ち上げを実現し、企業価値は約11億ドルに達しました。 - かつて数学で51点だった学生から、IIT経由でISRO科学者となり起業 - 2022年に民間初の準軌道ロケットVikram Sを打ち上げ - 2026年の軌道打ち上げ機Vikram-1実現を目指しています
Eutelsatが仏軍向けのCentaure契約で初回発注を獲得しました。 - 契約総額は約3.5億ユーロで、うち1.38億ユーロが4年間の初期確約分ぽい - 欧州IRIS²整備まで運用継続性と柔軟性を確保する狙いぽい - 併せてアンゴラでMercuryとLEO接続の複数年契約を締結しました