NASAのMROがパーサヴィアランスを宇宙から撮影したほか、JAXAのはやぶさ2が小惑星トリフネへの接近・フライバイ観測を進めています。JAXAははやぶさ2の捕捉画像も公開し、地球防衛技術の検証にもつながるとしています。さらにXRISMでは超新星残骸や中性子星連星、ブラックホール周辺の高エネルギー現象の観測成果が報告されました。
JAXAは、はやぶさ2が約700万km先の小惑星トリフネを捕捉した画像を公開しました。 - 7月5日18時30分頃にフライバイを予定 - 11年以上運用した機体で、イオンエンジンの劣化が進む中での精密接近ぽい - 観測データは小惑星の性質解明や地球防衛技術の検証にも役立つぽい
はやぶさ2は小惑星トリフネへ、中心から800mという極めて接近した距離でフライバイ観測を実施する予定ぽい。 - 7月5日18時30分頃が最接近予定で、地上観測も併用されるぽい - フライバイ用に新ソフトを開発し、誤差楕円を詰めた結果の目標距離ぽい - 秒速約5.2kmで通過し、接近直前までは自律制御で観測するぽい - 地球防衛技術の実証にもつながると期待されているぽい
ISSのカナダアーム2手首交換宇宙遊泳のライブ配信と、XRISMによる超新星残骸での元素検出について。 - 宇宙遊泳は6月30日に予定され、NASAとカナダ宇宙庁の専門家がライブ配信します。 - 日本主導のXRISMのResolveがカシオペアAで塩素とカリウムをX線で初めて検出し、添付画像は観測領域のモザイクを示しているぽいです。
NASAは6月30日のロボット修理用宇宙遊泳計画と、JAXA主導のXRISMによる超新星残骸のX線観測成果を発表しています。 - NASA+のライブで、関係者と宇宙飛行士が6月30日の宇宙遊泳での修理活動を議論しました。 - XRISM搭載のResolveがカシオペアAで塩素とカリウムをX線で初めて検出しましたぽい。
XRISMが中性子星連星の鉄蛍光輝線に対しX線で世界初のドップラートモグラフィーを適用し、放射領域を特定しました。 ・連星周期に伴う輝線のドップラー変動を用いて物質の速度分布を“画像化”し、輝線は伴星から流入した物質が円盤と衝突して円盤上空に拡散した領域から放射されると判明しました。 ・X線で放射場所を直接突き止めた初の成果で、コンパクト天体周辺の流れを描く新たな手段となるぽい。 ・広島大学との共同研究です。
XRISMの高分解能観測がブラックホール周囲の超高速アウトフロー(UFO)を詳細にとらえ、駆動機構の解明が進んでいます。 - PDS456では吸収線が多数の離散速度成分に分かれ、輻射駆動で予想される粗密構造を示しました。 - NGC3783の連続観測では増光に伴うUFOの急加速が観測され、磁気リコネクションによる磁場駆動の証拠が得られました。 - 明るい天体は輻射、暗い天体は磁場が支配的と考えられるっぽい。 次世代大型X線ミッションでさらに遠方を調べる必要があります。