ALMAによる超新星残骸内ホットコアの初確認、南極内陸を活用したATT12シミュレーション、JWSTの初期銀河解析、超新星環境での有機分子残存可能性など、銀河形成や星形成環境の理解を深める研究が複数報じられました。
アルマ望遠鏡が、超新星残骸RX J1713.7-3946の中で原始星を包むホットコアを世界で初めて確認しました。 - 2つのホットコアからメタノールなど多様な有機分子と水を検出 - 超新星爆発の過酷な環境でも有機分子が破壊されず残る可能性を示唆 - 今後は観測拡大で、星・惑星形成環境への超新星の影響解明が進むぽい
南極内陸部の極度の乾燥環境を活用するATT12のシミュレーションで、宇宙初期の塵に覆われた遠方銀河を大規模に探せる可能性が示されたぽい。 - 広域サーベイで約1万平方度を観測し、100万〜1000万個規模の銀河検出が見込まれるぽい - 分光観測でガス密度や元素組成も調べられ、銀河形成史の解明に役立つぽい - 今後は装置設計と観測戦略の高度化を進めるぽい
JWSTが捉えた初期銀河の明るさは、未知の物理だけでなく星形成史の刻み方でも説明が改善するぽい。 - Santa Cruz SAMとBPASSを使い、赤方偏移14〜6の銀河を解析 - 若い大質量星の寄与を1Myr単位で細かく扱うと、遠紫外線光度が最大約2等級明るくなる - UVLFはJWST観測に近づく傾向を示した - ただし、赤方偏移12超の極端に明るい銀河にはなお不確実性が残る
連星の最終的な質量移動で放出されたガスが、相互作用超新星を長く明るくする原因ぽい。 数百回のシミュレーションで、爆発の数千年前にできた高密度の殻が衝突先になり、全コア崩壊型超新星の約8分の1を説明できる可能性も示されました。
RCW 34は約1万光年先のほ座にある星形成領域で、中心星の紫外線により水素が電離して赤いHII領域とシャンパン・フローが生じているぽい - 赤外線観測で古い大質量星の周囲に若い小質量星が集まり、複数回の星形成が示唆されているぽい - 中心星V391 Velorumは約3万℃の高温で寿命が短く、将来の超新星爆発で領域の形が大きく変わると見られるぽい