インド宇宙研究機関(ISRO)は、小型衛星打ち上げ機(SSLV)の改良型第3段(SS3)の静的燃焼試験に成功した。カーボンエポキシ製モーターケースの採用により質量を削減し、ペイロード能力を約90kg向上させた。これにより飛行適格性が認定された。
ULAのトリー・ブルーノCEOがBlue Originに参加し、国家安全保障部門を率いることになった。一方、ULAはVulcanロケットによる2回目の国家安全保障ミッション(USSF-87)の打ち上げ準備を進めている。
Blue Originの宇宙飛行に参加したアマンダ・グエン氏が、飛行後にネット上で深刻なハラスメントを受け、うつ状態に陥ったことを告白した。現在は回復しつつあるが、女性宇宙飛行参加者への偏見を訴えている。
トルコはソマリアでの宇宙港建設に向けた実現可能性調査と設計を完了し、第1段階の工事を開始した。赤道に近い地理的利点を活かし、商業打ち上げ市場への参入と国内宇宙産業の強化を目指している。
NASAは2026年初頭の打ち上げを目指し、Artemis IIミッションの準備を進めている。ケネディ宇宙センターではSLSロケットとOrion宇宙船の組立が進み、4名のクルーが月周回飛行に向けた最終確認を行っている。これはアポロ計画以来の有人深宇宙探査となる。
SpaceXはFalcon 9ロケットにより、イタリア宇宙機関(ASI)の地球観測衛星COSMO-SkyMed第2世代機の打ち上げを実施する。
2025年の株式市場において、防衛費増額や宇宙政策の進展を背景に、Planet LabsやEchoStarなどの衛星関連企業の株価が急騰した。
NASAのChandra、JWST、Hubble宇宙望遠鏡による新たな観測画像が公開された。銀河団「シャンパン・クラスター」の衝突、近傍銀河の衝突による星形成、系外惑星TOI 561bの大気保持の可能性などが明らかになった。
中国代表は、SpaceXのStarlink衛星が中国宇宙ステーションに接近し緊急回避を余儀なくされたとして批判し、宇宙条約に基づく規制の遵守を各国に求めた。
英国のSpace Forge社は、小型衛星ForgeStar-1内での合金製造実証に成功した。宇宙空間で炉を稼働させ、微小重力を利用して地上より高品質な半導体材料を製造できる可能性を示した。
デンバー国際空港周辺で航空機のGPSシステムに大規模な誤作動が発生し、FAAが警告を発した。原因は調査中である。
中国の海南商業発射場は、2030年までに発射台を8基に増やし、年間100回以上の打ち上げ能力を持つ計画を発表した。
中国の民間宇宙企業が活発な動きを見せている。LandspaceはIPOを申請し再利用ロケット開発資金を調達、iSpaceは大型フェアリングの分離試験を実施した。2026年にはLandspace、iSpace、Galactic Energyなどによる多数の新型ロケット初飛行が計画されている。
米空軍特殊作戦コマンド(AFSOC)は、AC-130Jゴーストライダー輸送機にSpaceXのStarlink端末を統合し、通信能力を強化するための市場調査を行っている。
SpaceXは2025年に年間165回の打ち上げを達成し、Falcon 9で3800基以上の衛星を軌道へ投入した。Starlinkは新規顧客460万人を獲得し総数920万人に到達、Direct to Cellサービスも拡大中である。Starshipは5回の試験飛行を実施し、ブースター回収や宇宙でのエンジン再点火に成功した。
NASAのIMAPミッションはL1点への航行を順調に続けており、観測機器の稼働を開始した。同乗したCarruthers衛星も地球のジオコロナを撮影した。
宇宙ゴミ対策として、EUは宇宙監視・追跡(SST)プログラムへの加盟国拡大を承認した。一方、インドのスタートアップCosmoserve Spaceは、宇宙ゴミ捕獲ロボットの開発を進めている。
次期NASA長官に指名されたジャレッド・アイザックマン氏は、スペースシャトル「ディスカバリー」のスミソニアンからの移設案について、高額なコストとリスクを理由に見直す可能性を示唆した。代わりにArtemis計画のOrion宇宙船の展示を提案している。
天文学研究において、ALMA望遠鏡による原始星間のガスブリッジの発見や、100年以上前に記録され行方不明だった星の再発見、モーリタニアでの隕石特定などの成果が報告された。
米国アラバマ州やテキサス州、日本の神奈川県や京都の企業など、地域レベルでの宇宙産業振興や予算確保、インフラ調査が進められている。
NASAの静音超音速研究機X-59が初飛行を実施した。今回は音速未満での飛行で基本的なシステム確認を行い、将来的な陸上での超音速飛行解禁に向けたデータ収集を目指す。
2026年はArtemis IIやStarshipの軌道飛行、多数の月着陸ミッションが予定されており、宇宙探査にとって重要な年になると展望されている。
ESAとJAXAの水星探査機BepiColomboは水星周回軌道投入に向けた準備を進めている。また、ESAのSolar Orbiterは太陽表面の巨大なプロミネンスの撮影に成功した。
インドの有人宇宙飛行計画「ガガニヤーン」について、2026年3月頃にヒューマノイド「Vyommitra」を搭載した無人試験飛行(G-1)が予定されている。有人飛行は2027年を目指しており、独自の有人宇宙飛行能力の確立を図る。
中国の民間企業AZSPACEは、インフレータブル(膨張式)モジュールの真空中での展開試験を実施し、将来の商用ステーション建設に向けた技術実証を行った。
2013年に月面着陸した中国の嫦娥3号着陸機が、打ち上げから12年経過した現在も稼働しており、地球へ信号を送信していることがドイツの観測所によって確認された。
レゴ社はスペースシャトルやスター・ウォーズ関連の新作セットを発表し、大人向けの高精細なモデルやディスプレイ用製品を拡充している。
国際宇宙ステーション(ISS)は有人滞在25周年を迎え、2025年には25人の飛行士が滞在した。NASAとSpaceXは、2030年のISS運用終了に向けた制御破壊的大気圏再突入用のスラスタ試験を実施している。
中国は長征7A号ロケットを使用し、技術検証衛星「実践29A号」「実践29B号」を予定軌道へ投入することに成功した。これは長征シリーズ623回目の打ち上げとなる。
2026年の主要な天文イベントとして、木星や土星の衝、流星群などが予測されている。1月にはしぶんぎ座流星群が極大を迎えるが、満月の影響で観測条件は厳しい見込みである。