NASA宇宙飛行士ジョン・ファビアン氏が87歳で死去した。STS-7での自由飛行衛星展開・回収や、STS-51Gでの衛星回収など、スペースシャトル時代のロボットアーム操作と衛星運用で知られた。
神舟23号では、宇宙での人工胚実験や希土類合金、新型電池の研究など100件超の新規プロジェクトが予定されている。中国初の1年滞在となる可能性のある宇宙飛行士を通じて、長期宇宙生活の生体データや医療・防護システムの検証も進める。
VLBAはクエーサーの電波が乱流プラズマで歪む様子を直接検出し、ngVLA試作アンテナは初観測に成功した。さらに、パルサーの超高精度時刻観測を用いて近傍矮小銀河の質量を推定する新手法も示された。高解像度電波観測の進展が、宇宙構造や暗黒物質研究を後押ししている。
AIAAと主要企業が衛星の設計から廃棄までを対象にした安全運用指針を公開したほか、欧州では衛星通信の妨害電波監視や自前の通信網整備が進む。各国の衛星運用が増える中、干渉回避や軌道情報共有の重要性が高まっている。
Blue OriginはNew Glennの上段不具合に関する調査後、FAAから再飛行の許可を得た。4月のミッションでは熱異常や推力低下によりAST SpaceMobileの衛星投入に失敗していた。また、フロリダ州ではケープカナベラル周辺での製造施設拡張計画が示され、雇用創出と打ち上げ能力強化が進む見通しとなった。
Rocket LabはElectronロケットでSynspectiveの地球観測衛星を打ち上げるとともに、米宇宙軍から静止軌道向けの衛星製造・運用契約も獲得した。GEO向けの宇宙状況把握衛星や追跡衛星の開発を通じて、防衛向け宇宙能力の拡大が進む。
ESAのSMILE向けにTeledyne Space ImagingがCCDセンサーを供給し、NASAのLROCや韓国探査機のShadowCamはIntuitive Machinesが支援することになった。月・地球磁気圏・深宇宙の観測を支える機器やデータ運用の体制が整えられている。
H3ロケット6号機の機体が公開され、6月10日に種子島宇宙センターから打ち上げ予定となっている。30形態としては固体ロケットブースタを使わない初の大型液体ロケットで、H3の全形態がそろう節目の機体とされる。
カナダ宇宙庁の報告では、宇宙産業の売上は横ばいながらR&D投資とGDP貢献が伸び、雇用も増加した。加えて、空軍宇宙部門は主権的な機動能力や迅速な調達を重視し、衛星通信、航法、ISR、宇宙状況把握の強化を進める方針を示した。
長期宇宙ミッションでの健康維持を目的に、新型運動器具の開発が進められている。英国のHIFImは無重力に近い条件で試験され、運動時間を短縮できる可能性がある。ESAやNASAも月面基地や宇宙ステーションでの利用を視野に開発を進めている。
Southern LaunchはVardaの再突入カプセル回収を成功させ、帰還運用の信頼性を示した。また、米下院では宇宙空間で製造される半導体も税制優遇の対象に含める法案が提出され、宇宙製造を産業政策として後押しする動きが出ている。
中国は嫦娥7号で月南極の環境・資源探査と国際協力を進め、2030年までの有人月面着陸を目指している。長征10号、夢舟、月着陸船の開発も並行して進み、月面活動を支える輸送・着陸技術の整備が加速している。
USRAはエネルギー分野の国家優先事項を支えるため、オークリッジにUSRA Energy LLCを設立した。AI、量子、核研究、人材育成の経験を生かし、DOE関連の次世代人材育成や核イノベーションを支援する方針である。
ESAのSMILEミッションや英国のBorealis運用開始を通じて、欧州は宇宙天気と衛星脅威の監視を強化している。SMILEは太陽風と地球磁気圏の相互作用を観測し、Borealisは敵対衛星やデブリの把握を支援する。いずれも宇宙の安全保障・レジリエンス向上を目指す動きである。
中国は神舟23号有人宇宙船の搭乗クルーを発表し、酒泉衛星発射センターで打ち上げ前会見を行った。任務は天宮宇宙ステーションへのドッキング、約6か月滞在、長期宇宙生活の研究や船外活動を含み、1人は中国初の1年滞在に挑む可能性がある。香港出身初の宇宙飛行士も含まれる。
VetsinTechは退役軍人や軍人配偶者向けに宇宙・防衛分野の就職や起業支援プログラムを開始した。Blue OriginやJPMorganの支援を受け、ハンツビルで研修、認定、起業支援を通じて宇宙人材を育成する動きが進む。
SpaceXはStarship V3の初飛行となるFlight 12を実施し、打ち上げ後に模擬Starlinkの展開や再突入、インド洋への着水まで行った。一方でスーパー・ヘビーは帰還や再点火に失敗し、上段も着水後に爆発する場面があった。試験は熱シールド、自動化、再使用性、将来の月探査に向けた重要な実証として評価された。
スペースシャトル時代の宇宙飛行士トム・アカーズ氏とジョー・タナー氏が、米国宇宙飛行士の殿堂入りを果たした。両者は複数回の飛行経験を持ち、ハッブル宇宙望遠鏡の船外活動やISS組立支援などで功績を残した。
EUMETSATは気象衛星メテオサット12の欧州・アフリカ向け映像をYouTubeで公開開始した。10分ごとに更新され、昼夜で可視・赤外の表示を切り替えられるなど、教育や報道向けの利用がしやすい。
NASAとスミソニアンはISS退役後に保存すべき遺産を議論し、同時に商業宇宙ステーションStarlabへの投資も進んでいる。ISS終了後の低軌道で有人活動や科学研究を継続するため、象徴的な遺産の保存と次世代拠点の整備が並行して進む。
複数の望遠鏡観測により、2024年3月の太陽フレアで噴出がCMEにならず失敗した理由が解明された。また、NASAなどの研究チームはIV型電波バーストを長期間観測し、発生源の特定に成功した。これらは太陽活動の理解と宇宙天気予報の精度向上に役立つ。
ESAのProdexは、研究機関や産業界が宇宙科学ミッションに参加するための支援プログラムであり、複数のミッション機器開発やISS向け研究を後押ししている。加盟国からの拠出も大きく、長年にわたり欧州の宇宙科学基盤を支えている。
NASAはISS向け有人輸送について、認証済みであるSpaceX Crew Dragon契約に最大6回の追加ミッションを加える方針を示した。Boeing Starlinerの認証遅れや技術課題を踏まえ、ISS運用終了が見込まれる2030年ごろまで安定した輸送体制を確保する狙いがある。
NASAは有人宇宙飛行を重視する方針のもと、複数部門を統合する大規模再編を発表した。探査・宇宙運用をまとめた有人宇宙飛行部門や、研究・技術部門の強化が進められ、人事も刷新された。ケネディ宇宙センターの新所長就任や、JPL運営契約の競争入札化も含まれ、NASA全体の効率化と意思決定迅速化を狙っている。
ICEYEは成長資金と流動性確保のため大規模なリボルビング信用枠を確保し、HawkEye 360も同様に資金枠を設定した。両社とも衛星コンステレーション拡張や製品開発を進めており、商業地球観測・RF解析分野での拡大を図っている。
ESA局長はGLOBSEC 2026で、宇宙が欧州の安全保障における戦略分野になっていると強調した。レジリエンス強化、迅速な対応、欧州・各国システムの相互運用性向上が重要課題として議論された。
『For All Mankind』シーズン5の俳優インタビューや、『リック・アンド・モーティ』シーズン9の放送開始情報が話題となった。いずれも宇宙を題材にした作品で、作品制作や役作りの裏側、今後のシリーズ展開が紹介されている。
月面に見えるXとVの模様が観察対象として紹介されたほか、NASAとSMILEの連携や将来の月面探査を見据えた技術開発も進んでいる。ESAの月・探査ミッションや、今後の有人月面着陸を支える輸送・探査システムも含め、月探査をめぐる動きが広がっている。