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ispace、シリーズ3ランダーの試験完了と約50億円の資金調達を発表

ispaceは、開発中のシリーズ3ランダー(仮称)の熱構造モデル(STM)を用いた熱真空・振動・音響試験を完了したと発表しました。これは開発における重要なマイルストーンです。また、高砂熱学工業と栗田工業から合計約50億円の第三者割当増資による資金調達も実施し、財務基盤強化と将来のミッション開発に充てるとしています。シドニーで開催された国際宇宙会議(IAC2025)にも参加し、活動を報告しました。

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ispace、高砂熱学工業と栗田工業から総額50億円の資金調達–月面での水資源採掘や水処理で - UchuBiz

ispaceは高砂熱学工業から約30億円、栗田工業から約20億円の計約50億円を第三者割当で調達したのです。資金は財務基盤強化と2027・2028年予定のミッション3・4の設計・品質改善に充てる考えぽい。 高砂は月面用水電解装置、栗田は超純水システムで既に協業しており、月面での水回収・浄化・再利用の実証技術を共同で進める覚書を締結したのです。

https://uchubiz.com/article/new66555/

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ispaceが開発中のシリーズ3ランダー(仮称)について、熱構造モデル(STM)による熱真空・振動・音響試験が完了したのです。 これらの試験は、ロケット打ち上げ時の耐性や熱的特性を評価するもので、開発の重要なマイルストーンを達成しました。 試験データは、今後の設計に活用され、ミッション4のフライトモデル完成に向けて開発は進んでいくぽいのです。動画では、熱真空チャンバーから搬出されるSTMの様子が確認できますよ。

第76回国際宇宙会議(IAC2025)がシドニーで盛況のうちに終了しました。ispaceはブース展示やプレゼンテーションを行い、宇宙ビジネスのグローバル市場の発展と国際的なパートナーシップの可能性を感じたようです。 ミッション2への応援も、次なる挑戦への原動力となっているとのことです。イベントでは「ispaceナイト」も開催され、日本酒が好評だったようです。 画像には、ispaceのブース展示(APEX 1.0)、イベント会場の様子、ispaceのチームメンバーの写真が含まれていますね。