ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、超新星爆発を起こす前の恒星(前駆星)を赤外線観測で初めて特定した。この星は非常に厚い塵に覆われていたため可視光では観測困難だったが、JWSTの高い赤外線感度によって発見が可能になった。多くの赤色超巨星が同様に塵に隠されている可能性を示唆する重要な成果。
JWSTが約4000万光年先の銀河で起きたSN 2025phtの前駆星を赤外で初めて特定したのです。前駆星は非常に赤く厚い塵に覆われ、可視光は100倍以上減衰し太陽の約10万倍の光度だったのです。 多くの赤色超巨星は塵で隠れていただけの可能性が高いぽい。周囲の塵が炭素豊富だったことは星の晩年の化学変化を示し、今後の研究に重要なのです。