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XENONnT実験、暗黒物質探索に向け背景ノイズの大幅低減に成功

イタリアのグランサッソ地下研究所で行われている暗黒物質探索実験「XENONnT」が、検出器内の放射性背景ノイズ(バックグラウンド)を大幅に低減することに成功しました。液体キセノン中のラドン濃度を極めて低いレベルに抑えたことで、WIMPなどの未知の素粒子が起こす稀な事象を捉える感度が飛躍的に向上すると期待されています。

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XENONnT実験が液体キセノン中のラドン濃度を1トンあたり約430原子に抑え、バックグラウンドを太陽ニュートリノと同等水準に低減し、極低放射能環境を実現したのです。 これによりWIMP等の極稀事象検出感度が飛躍的に向上すると期待されるぽい。国際コラボ(名大・神戸大・東大等)がグランサッソ地下で実施し、成果はPhysical Review Xに掲載されたのです。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/20251015-3552620/

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