米上院商業委員会は2026年版NASA認可法案を全会一致で可決しました。法案には国際宇宙ステーション(ISS)の運用を2032年まで延長することや、月面基地の早期建設、アルテミス計画の推進などが盛り込まれています。
ESAの火星探査機Mars Expressが撮影したアラビア大陸(Arabia Terra)の画像が公開されました。古代のクレーターや風成砂丘、水が関与した可能性のある地形などが詳細に捉えられています。
欧州宇宙機関(ESA)は、ISS退役後を見据えた欧州主導の低軌道(LEO)宇宙ステーションの実現可能性調査の入札を公募する予定です。2026年末の方針決定を目指し、JAXAや民間企業との協力も検討されています。
ESAのTGOなどの火星周回機が大規模な太陽嵐の影響を受け、一時的なエラーが発生しました。また、NASAのMAVEN探査機も信号途絶からの復旧作業が評価されています。
日本政府とJAXAは「宇宙戦略基金事業(第三期)」の説明動画を公開しました。輸送、衛星、探査などの技術開発テーマが示され、2026年4月頃から順次公募が開始される予定です。
東京理科大などの研究チームは、はやぶさ2が持ち帰ったリュウグウ試料を高感度磁力計で測定し、太陽系初期の微弱な磁場環境が記録されている可能性が高いことを明らかにしました。
米宇宙企業Vastは、商用宇宙ステーション「Haven-1」および後継機「Haven-2」の開発加速のため、シリーズAなどで総額5億ドルの資金調達を完了しました。Haven-1は2027年の打ち上げを目指しています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)による高精度な観測の結果、小惑星2024 YR4が2032年に月に衝突する確率は0%に修正されました。同小惑星は月面から約2万km以上離れて安全に通過すると予測されています。
Rocket LabやBlue Ringなどが、将来の火星有人探査や科学観測を支えるための火星通信周回機や通信インフラの構築を提案しています。
中国の雲南麗江天文台は、静止軌道衛星との間で適応光学を用いたレーザー通信実験を行い、常時1Gbpsの通信速度を達成しました。
Rocket Labはバージニア州の射場から、国防総省(DIU)向けの極超音速試験プラットフォームを搭載した亜軌道ロケットの打ち上げ支援を行いました。
国際宇宙ステーション(ISS)に係留中のJAXAの新型補給船HTV-X1が、カナダアーム2による把持を完了し、放出に向けた準備を整えました。放出後は約3ヶ月間、単独で軌道上実験を行う予定です。
日本のX線分光撮像衛星XRISMが、恒星で発生した巨大フレアを観測し、高分解能分光によってプラズマの状態を詳細に捉えることに成功しました。
中国の民間宇宙企業LandSpace(藍箭航天)は、開発中の200トン級液体メタン/液体酸素エンジン「BF-20(藍焱)」の長時間静的燃焼試験に成功しました。これは完全再使用型ロケット開発に向けた重要なマイルストーンとなります。
英国政府は宇宙産業の競争力強化のため5億ポンドの追加配分を発表しました。衛星通信、軌道上サービス(ISAM)、宇宙域監視などが重点分野とされ、低軌道接続プログラム(C-LEO)にも追加資金が投じられます。
NASAの火星探査機ESCAPADE(BlueとGold)が、火星へ向かう途中で地球の磁気尾を通過し、プラズマ環境の初観測を開始しました。
中国政府は第15次5カ年計画において、宇宙産業を「新興の柱産業」と位置づけ、惑星探査や衛星インターネット、再使用ロケット開発などを強化する方針です。
SESの中軌道通信衛星コンステレーション「O3b mPOWER」の9号・10号機が稼働を開始しました。初期の不具合を受けて再設計された機体で、商業サービスは2024年4月に開始される予定です。
京都産業大学などの観測により、恒星間天体3I/ATLASの成分分析が行われ、太陽系の彗星と似た特徴を持つ一方で、アンモニアが極端に少ない特異な組成であることが示唆されました。
和歌山県串本町のスペースポート紀伊から打ち上げられたスペースワンの小型ロケット「カイロス」3号機は、リフトオフから約1分後に飛行中断システムが作動し爆発しました。搭載していた5基の衛星は失われ、同社にとって3度目の失敗となりました。
NASA/CNESのSWOT衛星による観測データから、世界の河川の水位や流量変動が解析され、アマゾン川流域での干ばつの影響などが定量的に示されました。
ESAの人工日食実証衛星Proba-3で異常が発生し、通信が途絶しました。運用チームは姿勢制御の喪失が原因とみて、復旧作業と原因調査を進めています。
Rocket LabはニュージーランドのLC-1からElectronロケットを打ち上げ、機密の商業顧客向け衛星(BlackSkyのGen-3衛星の可能性が高い)を軌道に投入しました。これは同社にとって通算83回目、2026年で4回目のミッション成功となります。
Virgin Galacticのリチャード・ブランソン氏は、次世代の準軌道宇宙船「Delta Class」の飛行試験を年内に開始する見込みであると述べました。
米軍は作戦「Epic Fury」において、イラン革命防衛隊(IRGC)の宇宙コマンド施設を含む約200の標的を攻撃し、その能力を低下させたと発表しました。作戦には米宇宙軍や国家偵察局の資産も寄与したと報じられています。
三菱電機はJAXAの革新的衛星技術実証4号機に搭載した実証機「GEMINI」において、民生用GPUを用いた画像処理などの軌道上動作確認を完了しました。
HETDEXプロジェクトは、約6億のスペクトルデータを解析し、約90〜110億年前の宇宙の水素ガス分布を示す大規模な3D地図を作成しました。これにより初期宇宙の銀河形成環境の解明が進むと期待されます。
地球観測企業BlackSkyは、米国家地理空間情報局(NGA)との衛星監視サービス契約を更新しました。AIを用いた高頻度な変化検出能力が評価されました。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が木星の衛星イオとエウロパのオーロラを赤外線で観測し、上層大気の温度構造やイオン密度の変化を検出しました。
NASAはアルテミス計画を再編し、建設中のモバイルランチャー2(ML2)の使用を当面凍結すると発表しました。アルテミスIIIには低軌道でのドッキング実証が追加され、有人月着陸は2028年以降になる見込みです。