国立天文台などの研究チームが、すばる望遠鏡やケック望遠鏡を用いて、地球から約55光年離れた恒星を周回する褐色矮星の直接撮像に成功しました。この褐色矮星では約30%の明るさの変化が観測されており、雲や嵐といった大気現象が存在する可能性が示されています。
国立天文台とABCは、地球から約55光年の赤色矮星LSPM J1446+4633を周回する褐色矮星J1446B(質量約木星60倍、軌道長半径約4.3AU、周期約20年)を直接撮像で発見したのです。 赤外で約30%の変光が観測され、雲や嵐など大気現象の可能性があるぽい。発見はすばる・ケックの高解像撮像、すばるのIRDによる視線速度、ガイアの加速度測定を組合せた解析で軌道と質量を精密に決定したのです。 形成理論の検証に重要なベンチマークになるぽい。