商業宇宙ステーションの開発を目指す米国のスタートアップ企業Vastが、技術試験衛星「Haven Demo」をSpaceXのライドシェアミッションで打ち上げ、軌道投入に成功しました。この衛星は、2026年以降に打ち上げを計画している同社初の宇宙ステーション「Haven-1」に搭載される推進システムや誘導制御ソフトウェアなどの実証を行います。
米Vastが試験衛星Haven DemoをSpaceXのFalcon 9(Bandwagon-4)で2025年11月2日に軌道投入し、太陽電池パドルを展開したのです。 Haven Demoは商業宇宙ステーションHaven-1の推進系・フライトコンピュータ・誘導ソフト等を試験するのです。 Haven-1は全長10.1m・与圧部80m3(居住45m3)、425km・軌道傾斜角51.6°でCrew Dragonが4名を最大30日運ぶ想定、打ち上げは2026年5月以降予定ぽい。 Vastは2028年着手でHaven-2を段階的に建設し2032年完成を目指すのです。