ESAは2040年までに宇宙でのサーキュラー経済を実現するため、軌道上での改修、製造、リサイクルを目指す4つの前段階研究(IRUS, LOOP, ROBOFAB, Recycling)を実施し、統合へ向けて進行中です。
Rocket Labは開発中の大型ロケットNeutron向けに、再利用可能な炭素複合材フェアリングの製造と統合試験を進めています。
AstrolabとInterluneは、月面でのヘリウム3採掘を目指し、電動ハーベスターの共同開発と実証ミッションを行う計画を発表しました。
2026年3月3日から4日にかけて皆既月食(ブラッドムーン)が観測され、NASAや各地の天文台が赤銅色に染まった月の画像やタイムラプス映像を公開しました。
ISCと荏原製作所は、電動ターボポンプを搭載した液体ロケットエンジンの着火試験に成功しました。開発開始から約15か月での成果で、エンジンの小型・低コスト化が期待されます。
SpaceXはケープカナベラル宇宙軍基地SLC-40からFalcon 9ロケットで29基のStarlink衛星を打ち上げました。第1段ブースターB1080は25回目の飛行で、無人船「A Shortfall of Gravitas」への着陸に成功しました。今回の打ち上げで2026年のStarlink衛星投入数は600機に達しました。
Astroboticは、イタリア宇宙機関の月面居住モジュールMPH向けに、軽量で耐久性のあるホイールをThales Alenia Spaceから受注しました。極低温や塵に対応する設計です。
スペインのロケット企業PLD SpaceがMiura 5の量産化に向け1.8億ユーロを調達しました。三菱電機が出資し、協業を通じて小型衛星の打ち上げ機会を確保する方針です。
NASAはArtemis計画のスケジュールと内容を変更しました。Artemis IIは2026年4月以降に月周回を行い、Artemis IIIは2027年に低軌道でのドッキング試験に変更されました。初の有人月着陸は2028年のArtemis IVで行われる予定です。SLS上段の改修やEUSの遅延などが背景にあります。
ESOのVLT(超大型望遠鏡)が、りゅうこつ座の大質量連星AFGL 4106と、伴星の影響を受けて非対称に広がる周囲の星雲の様子をSPHERE装置で鮮明に捉えました。
DESI(ダークエネルギー分光器)による1500万銀河の観測データから、暗黒エネルギーが定数ではなく時間とともに変化している可能性が示されました。これが確認されれば、標準宇宙論モデル(ΛCDM)の根本的な見直しが必要になる可能性があります。
SpaceXはStarship Ship 39の静的燃焼試験に向けた準備を進めています。また、次世代機Block 3は大型化し、新型Raptor 3エンジンを搭載する計画です。
Blue Skies Spaceの民間宇宙望遠鏡「Mauve」が軌道上で恒星の紫外線観測に成功しました。得られたデータは系外惑星の居住可能性評価などに活用される予定です。
米宇宙軍は中国の衛星数増加に対抗し、ジャミングなどの可逆的な手段を含む対衛星攻撃能力の配備を検討しています。
和歌山県のスペースポート紀伊から予定されていたカイロスロケット3号機の打ち上げは、リフトオフ直前に自動監視システムがGNSS信号の不安定等を検知し、緊急停止しました。機体や気象に問題はなく、新たな打ち上げ日時は未定です。
大阪大学と東京大学の研究チームは、「かぐや」の観測データを解析し、月の昼側の炭素・窒素イオンが主に太陽風起源であることを明らかにしました。
国際宇宙ステーション(ISS)の第74次長期滞在クルーは、JAXAの新型補給機HTV-X1の放出に向けた準備や、船外活動の手順確認を行っています。
大阪大学の研究チームは、チャンドラX線観測衛星のデータを用いて銀河中心ブラックホール周辺のX線エコーを解析し、分子ガスの微細構造や時間変動を明らかにしました。
三菱電機は米Lockheed Martinと、防衛省向け次期防衛衛星通信の通信ペイロード開発で協業する覚書を締結しました。耐妨害性などの能力強化を図ります。
米下院科学委員会は、FCCが提案した「Space Modernization」規則案(NPRM)について、周波数管理と無関係な軌道デブリ規制などは法的権限を超えているとして批判し、明確な法的根拠を求めています。
JAXAは能代ロケット実験場で再使用ロケット実験機RV-Xの垂直離着陸(VTVL)実験を行う予定です。この技術は国際共同研究Callistoへ反映されます。
韓国のINNOSPACEはMaritime Launch Servicesと提携し、カナダのノバスコシアからのHANBITロケット打ち上げの実現性を評価しています。
TESSの観測データから、水星軌道内に3つの星が収まる特異な3+1型四重星系TIC 120362137が発見されました。将来的に白色矮星連星になると予測されています。
Spark Spaceは推力10トンの電動ポンプ式ロケットエンジン「LY-2」の静的燃焼試験に成功しました。2027年のロケット打ち上げを目指しています。
NASAはBoeing Starlinerの有人飛行試験(CFT)で発生した不具合を、最も重大な「タイプA」事故に分類しました。推進系の故障や組織的な意思決定の問題が指摘されています。
NASAのCarruthersジオコローナ観測機がL1点に到達し、外気圏の水素が放つ紫外光(ジオコローナ)の24か月におよぶ本観測を開始しました。地球の水が宇宙へ失われるプロセスの理解に貢献します。
オゾン層観測を行うALTIUS衛星のプラットフォーム統合が進み、Redwireの施設で太陽電池パネルの展開試験が完了しました。Q2には観測機器の搭載が予定されています。
すばる望遠鏡がくじら座にある中間渦巻銀河NGC 941を撮影し、活発な星形成を示す青い腕や暗い塵帯の詳細な画像を公開しました。
2005年に打ち上げられ、オーロラ観測などで成果を上げたJAXAの小型衛星「れいめい」が、2025年7月の電源不具合を経て、2026年3月4日に運用を終了しました。20年以上にわたり先進技術の実証を行いました。
L3Harrisは宇宙開発庁(SDA)のTranche 3 Tracking Layer向け衛星18機を受注し、衛星バスの供給元としてIntuitive Machinesを選定しました。