ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)が、天の川銀河中心の超大質量ブラックホール「いて座A*(Sgr A*)」からの中間赤外線フレアを初めて観測しました。これにより、ブラックホール周辺の磁場構造や放射メカニズムの理解が進むと期待されています。
JWSTが天の川中心の超大質量ブラックホールSgr A*の中間赤外線フレアを初観測し、近赤外と電波の間のスペクトルの穴を埋めたのです。 単一機器で4波長を同時観測して中間赤外スペクトル指数を測定し、フレアの時間変化からシンクロトロン冷却が起きていると示唆されたぽい。 冷却速度から磁場強度を独立に評価でき、MIRI/MRSの高感度広帯域が鍵だったのです。研究はarXivで公開されているのです。