名古屋大学が富岳を用いたシミュレーションで恒星の差動回転に関する謎を解明しました。その他、スノーボールアース時代の海水温推定や、特異な形状を持つ渦巻銀河NGC 1269の観測画像公開、褐色矮星と惑星の境界に関する研究などが発表されています。
- ブランコ4m望遠鏡のDECamが撮影した渦巻銀河NGC 1269(エリダヌス座、約3300万光年)が公開されました。- 中心の棒状構造と二重の円盤(リング)が目立ち、ステアリングのような姿です。 - これらの特徴は過去の銀河合体の結果と考えられるぽい。内側円盤は密度波で整えられたと考えられるぽい。- 画像はDES(2013–2019)のアーカイブデータを基に作成。 DECamは約520メガピクセルの広視野カメラで、公開日は2026/2/25です。
・研究は70個の木星質量〜褐色矮星を分析し、質量と宿主星の金属量や軌道離心率の関連を調べました。 ・低質量ほど円軌道になりやすい傾向はあるものの、金属量とは相関が見られず、同質量でもコア成長由来と雲崩壊由来の個体が混在していると考えられるぽい。・星と惑星の境界は明確ではなく連続的かもしれないぽい。
・717百万年前のストゥルチアン氷期(スノーボールアース)で、鉄同位体解析により海水温が−15±7°Cと推定されていますぽい。・海水は現代の最大4倍の塩分の濃塩ブラインとなり、液体を保っていたと考えられるぽい。 ・手法は鉄・ストロンチウム・バリウム同位体の分析で、得られた数値は定性的な解釈が妥当かもしれないぽい。
・名古屋大学がスーパーコンピュータ「富岳」で大規模シミュレーションを行い、太陽型恒星は自転が遅くなっても反太陽型差動回転へは遷移しないと示しました。 ・高解像度化で磁場が保持され、低解像度での磁場散逸が誤予測の主因と判明しました。・観測と整合し、恒星の磁気活動は加齢で一貫して弱まると示唆されるぽい。・研究はNature Astronomyに掲載されました。