JAXAの火星衛星探査計画MMXは、フォボスの試料を採取して地球へ持ち帰ることを目指しています。打ち上げは10月19日以降の予定で、ESAは通信システムと地上局網で支援。探査機には採取装置や、IHIエアロスペースと日本電気が開発した機器が搭載されます。
JAXAのMMXが、惑星協会の支援で開発された採取装置を載せ、火星衛星フォボスを探査します。 - 打ち上げは2026年10月19日以降の予定です。 - 搭載するP-samplerはPlanetVacを基にしており、惑星協会の会員らが2013年の試作機製作と2018年のロケット試験を支援しました。 - フォボスの試料を採取し、2031年に地球へ持ち帰る計画です。
MMXの開発では、IHIエアロスペースと日本電気が機器開発を担当。 - IHIエアロスペースは探査機バス部の推進装置とSRC前面ヒートシールドを開発し、衛星・HTV-Xや「はやぶさ2」の実績を生かす。 - 日本電気はレーザ高度計(LIDAR)を開発し、「はやぶさ2」の実績を基にフォボスの形状モデル作成や降下・着陸時の観測を担う。
シテ・ド・レスパスが、火星と衛星を背景にしたMMX探査機のイメージとともに、フォボス探査を紹介。 - MMXは10月19日以降に日本から打ち上げ予定で、フォボスの試料を地球へ持ち帰る世界初のミッションです。 - 日仏独などが協力し、小型ローバー「イデフィックス」による探査も計画されています。
MMXを支える開発企業が、探査機やH3ロケットの開発・打ち上げを担っています。 - 三菱重工はJAXAと連携してH3ロケットの打ち上げサービスを担当し、探査機引き渡し後、H3との共働作業を開始。 - IHIエアロスペースは探査機の推進装置とSRC前面ヒートシールドを開発。衛星・HTV-Xやはやぶさ2の実績を活用しています。
MMX計画を欧州宇宙機関(ESA)が通信技術と地上局ネットワークで支援します。 - ESA提供のKa帯通信システムと地上局網「Estrack」により、打ち上げ後もMMX探査機との通信を維持します。 - 10月19日に打ち上げ予定で、火星の衛星フォボスから世界初のサンプル回収を目指します。 - 画像には火星とフォボスの近くを飛行するMMX探査機が描かれています。