SpaceXはFalcon 9でBandwagon-5をケープカナベラルから打ち上げ、32基のペイロードを軌道へ投入しました。第1段ブースターB1085は19回目の飛行を行い、無人船「A Shortfall of Gravitas」に着陸。搭載物にはStarfall再突入カプセルなどが含まれます。
SpaceXはStarlink衛星27基を低軌道へ投入する打ち上げを予定しています。第1段ブースターは36回目の飛行で、分離後は太平洋上の無人船に着陸する計画です。ライブ配信と、周辺地域でソニックブームが聞こえる可能性も案内されています。
ロシアの衛星COSMOS 2612が、ICEYE-X36に数百メートルから数キロ程度まで接近したと追跡されました。接近は複数日にわたり、衛星の相対位置を調整する機動も確認されたとの報告があります。ICEYEは損傷を報告しておらず、専門家は意図を断定できない一方、非協調の接近運用によるリスクを指摘しています。
H3ロケット10号機(H3-24L)は10月20日、種子島宇宙センターからMMX探査機を打ち上げ、約1時間11分後に予定軌道へ投入しました。MMXは2027年に火星圏へ到着し、フォボスなどを調査して試料を採取、2031年に地球へ持ち帰る計画です。火星圏からの世界初のサンプルリターンを目指します。
米ミネソタ州の農地で、9月の打ち上げ後に落下したとみられる直径約3.35メートルの金属片が見つかりました。朱雀2Eの上段とみられ、予定された海上落下に失敗した可能性があります。当局は住民への危険はないとし、関係機関と撤去などを進めています。
ドイツテレコム、オレンジ、テレフォニカ、ボーダフォンが、スマートフォンと衛星を直接つなぐサービスに向けて周波数の共同入札を検討しています。連携は意向表明段階で、衛星事業者や具体的なサービス提供体制はまだ決まっていません。
ISSでは宇宙飛行士の血栓リスクや視力、骨、メンタルヘルスなどを調べる研究が進行しています。10月29日と11月5日には船外活動を予定し、太陽電池アレイの設置・更新を行う計画です。携帯型の生体試料分析や希少疾患に関する実験も実施されています。
NASAグレン研究所は、風洞や吸音室でエンジン、ファン、プロペラの空力特性と騒音を測定し、解析コードの検証や騒音低減策の開発に活用しています。マイクアレイや気流計測機器で騒音の発生源と流れを調べ、複数の解析コードでジェット音やローター音などを予測しています。
2026年9月の観測画像から移動天体の痕跡が検出され、10月8日に彗星C/2026 S1と確認されました。地球から約13億キロ離れた彗星で、Comet Interceptorの探査対象には適さないものの、将来の彗星探査に向けたデータ解析手順や国際連携を試す事例となりました。
ESAのトレース・ガス・オービター(TGO)はメタンを検出できていない一方、塩化水素や水の喪失などを観測し、火星の大気・地質・水の歴史を調べています。火星表面の地図作成や地下水氷の調査に加え、将来のロザリンド・フランクリン探査車の着陸地点選定や通信支援にも備えています。
月周回探査機LROの画像分析から、過去4億〜8億年で月の半径が約45メートル縮小したと推定されました。月内部の冷却と収縮は現在も続き、断層の成長や新たな形成につながる可能性があります。
SPHERExは近傍の褐色矮星37天体を102波長で調査し、水、二酸化炭素、一酸化炭素、メタンの痕跡を確認しました。雲が晴れつつある天体やメタンに富む大気を持つ天体も見つかり、研究チームは追加の数千天体の分析を進めています。
ブルーオリジンはフロリダ州の施設・インフラに30億ドル超を投資し、ニューグレン第2段を年間最大150基生産できる工場や、ペイロード統合施設、発射台、ブースター回収設備を整備しています。ロケットパークの拡張は2027年夏の完成を目指します。
SpaceXはスターシップ関連の製造・試験・保管施設などを整備するため、ケネディ宇宙センターのロバーツ・ロード周辺を拡張する計画です。新道路や警備ゲートも想定され、環境評価案では試験時の騒音や周辺交通などが検討されています。
NASAは健康や作業能力に関するデータを分析し、長期宇宙飛行での健康維持や乗組員の自律的な判断支援に役立てます。食料・運動の制約や、最大45分の通信遅延が任務に与える影響も調査対象です。
イーロン・マスク氏は、米国の18歳未満の子どもにSpaceX株を贈る計画を示し、今後も繰り返し実施する意向を説明しました。贈呈方法などの詳細は明らかにされておらず、株価換算では総額が100億ドルを超える可能性があります。
GRACE衛星の20年以上の重力観測を高解像度化し、世界40地域の陸水貯留の変化を分析しました。気候変動だけでなく、灌漑、貯水池、土地利用の影響も捉え、北インドや米国西部などでは地下水のくみ上げと貯留量減少との関連が示されました。
NASAの技術者が有限要素解析ソフトを使う標準テンプレートを作成し、商業打ち上げ企業のロケット認証で初めて適用しました。打ち上げや輸送時の負荷を独自に評価できるようになり、審査期間の短縮と見落とされていたリスクの特定につながりました。
UARX Spaceは、初飛行中の軌道間輸送機OSSIE-Dで発生した通信途絶を、地上局サービスの設定修正によって解消しました。通信と機体システムは正常化し、PocketQube衛星10機以上の放出が確認されています。AMSAT-DLの衛星は2機が運用準備中で、1機は状態確認が続いています。
NOAAは15年以上運用したSuomi NPP衛星について、2026年12月1日から約12日かけて軌道を下げ、南太平洋上で大気圏に再突入させる計画です。観測データはNOAA-20とNOAA-21が引き継いでおり、軌道離脱で宇宙ごみの抑制を図ります。
ウズベキスタンはアルテミス協定の77番目の署名国となり、平和的で安全、透明性のある宇宙探査への取り組みを表明しました。同国では宇宙産業の発展や人材育成も進めており、学生らは2028年までに初のキューブサット打ち上げを目指しています。