ULAはヴァルカンロケットのブースターと上段をヴァンデンバーグ宇宙軍基地に搬入した。これは西海岸からの初打ち上げに向けた準備であり、SLC-3からの打ち上げが予定されている。一方、ケープカナベラルでも別の機体の打ち上げ準備が進められている。
欧州のThe Exploration Companyは、再使用型貨物カプセル「Nyx」の1/4スケールモデルを用いた着水試験を実施した。ESAの低軌道貨物輸送サービスに向けたデータ収集の一環で、2028年のISS向け初飛行を目指している。
ロシア軍が前線でStarlink端末を使用している問題に対し、SpaceXとウクライナ当局が協力して対策を実施した。端末のホワイトリスト化を行い、未登録端末を遮断したことで、ロシア側の指揮系統に混乱が生じ攻撃が停止した地域があると報告されている。マスク氏はウクライナ利用者に端末登録を呼びかけている。
NASAは有人月周回ミッション「アルテミスII」の打ち上げを、ウェットドレスリハーサル中に発生した液体水素漏れのため延期した。漏洩量が基準を超えたためカウントダウンを停止し、シール交換やバルブの増し締めなどの対策を行う。打ち上げは最短でも3月6日以降、場合によっては4月になる見込み。本ミッションは1972年以来となる人類の地球軌道外飛行を目指している。
1月に発見されたクレーツ族彗星「C/2026 A1 (MAPS)」が、4月4日に太陽に極接近する。南半球で観測条件が良く、一時的に非常に明るくなる可能性があるが、分裂の恐れもある。
JAXAはH3ロケット9号機の打ち上げを、8号機の失敗原因究明のため2026年3月31日以降に延期すると発表した。また、イプシロンSロケットについては、第2段エンジンの燃焼試験での爆発事故を受け、開発計画を見直す。第2段を改良型M-35aに変更した「Block1」として、2026年度内の実証機打ち上げを目指す。
SpaceXはヴァンデンバーグ宇宙軍基地からStarlink衛星の打ち上げを予定している。ブラジルの農村部などでの利用拡大が報告されており、次回のミッションも控えている。
ReOrbitとGoogle Cloudは、衛星ネットワーク上でのクラウド処理「Space Cloud」の構築で提携した。光通信と量子暗号を活用し、データ主権に対応したサービスを目指す。
小惑星「2024 YR4」が2032年に約4%の確率で月に衝突するとの予測が出ている。衝突すれば観測史上最大級の月面衝突となり、地球からも閃光が観測される可能性がある。
FCCはLogos Spaceによる4,178機の低軌道衛星コンステレーション計画を承認した。Ka/Q/V帯を使用し、企業向けのセキュアなマルチギガ接続を提供する計画。
中国の千帆コンステレーションとパナソニックが航空機接続で提携、KeysightとAirbusが5G NTN実証で協力、AtombeamがSDAからデータ圧縮技術で受注、NGAがVantorに地表解析を発注するなど、衛星技術の商業利用が進んでいる。
Voyager SpaceとMax Spaceは戦略的提携を結び、拡張型(インフレータブル)モジュール技術の月面ハビタットや宇宙ステーションへの応用を目指す。10年以内の技術実証を計画している。
ドイツのMorpheus Spaceは1500万ドルを調達した。資金は電気推進システム「GO-2」の量産施設拡大に充てられる。同システムは既に軌道実証済みである。
2018年に発見された潮汐破壊現象(TDE)AT2018hyzが再活性化し、強力な相対論的ジェットを放出していることが観測された。2027年に輝度がピークに達すると予測されている。
InterluneはNASAからの契約を受け、月面掘削機「SILT」を開発している。主目的はヘリウム3の採掘だが、月面インフラ建設への転用も見込んでいる。2030年代の採取開始を目標とする。
イーロン・マスク氏はSpaceXとAI企業xAIの統合を発表した。これにより、宇宙ベースのデータセンター構想やStarlinkとAIの連携強化、さらにはTeslaを含めた統合の可能性も議論されている。一方でマスク氏は「Starlink Phone」の開発を否定した。また、SpaceXはEchoStarから周波数を取得する計画も報じられている。
インド宇宙研究機関(ISRO)はPSLVロケットの連続失敗を受け、調査委員会を設置した。破壊工作説は否定されており、次回打ち上げは6月を目標としている。
NASAは新たな宇宙飛行士候補10名を選出し、その中にSpaceX出身のYuri Kubo氏が含まれている。約2年の訓練を経て、将来の月・火星ミッションなどに備える。
中国は2030年までの月面着陸を目指し、新型宇宙船「夢舟」の飛行中緊急中止試験を実施する予定。また、長征10Aロケットの開発や、宇宙データセンター、小惑星採掘を含む5か年計画を発表した。2026年には新型や再使用ロケットの初飛行が増加する見込み。
テクニオン主導のチームがJWSTを用い、バーナード68内部で宇宙線による水素分子の振動を検出し、宇宙線を直接測定することに成功した。星形成における宇宙線の役割解明に寄与する。
NASAの探査機Junoの観測データ解析により、木星が従来考えられていたよりも赤道半径で約8km小さく、極半径で約24km扁平であることが判明した。電波掩蔽観測と強風の影響を考慮した結果であり、惑星形成モデルや内部構造の理解に影響を与える可能性がある。
SpaceXはX(旧Twitter)上で、Ax-3、Ax-4、Crew-8、Crew-9、Polaris Dawn、Fram2など、過去および将来のミッションに関する配信リンクを多数投稿・共有している。
NASAとSpaceXは国際宇宙ステーション(ISS)へのクルー輸送ミッション「Crew-12」の準備を進めている。打ち上げは2月11日以降に設定されており、指揮官ジェシカ・ミア、パイロットのジャック・ハサウェイ、ESAのソフィー・アドノ、ロスコスモスのアンドレイ・フェジャエフが搭乗する。今回より乗組員のスマートフォン持ち込みが許可される方針。ISSでは到着に向けた準備が進められている。
韓国のINNOSPACEはUAEのMBRSCおよび宇宙庁と会合を行い、UAE製衛星の打ち上げや、将来的なUAE発射場でのサービス提供について協議した。
NASAはEarth System Explorersプログラムの一環として、2つの地球観測ミッションを選定した。「STRIVE」は成層圏・中間圏の温度やエアロゾルを観測し、「EDGE」は陸域生態系や氷河の3次元構造を観測する。2027年の確認審査を経て、2030年以降の打ち上げを目指す。
気象技術企業のTomorrow.ioは1.75億ドルを調達し、評価額が10億ドルを超えた。この資金は、AI搭載のレーダー/マイクロ波サウンダー衛星コンステレーション「DeepSky」の開発と展開に充てられる。全球を高頻度で観測し、極端気象の予測精度向上を目指す。
ロシアはプレセツクからソユーズロケットで機密ペイロードを打ち上げた。また、ロスコスモスは新たな宇宙飛行士の募集を開始し、工学や科学のバックグラウンドを持つ35歳未満の人材を求めている。ISSでの船外活動も活発に行われている。
米下院科学・宇宙技術委員会はNASA承認法案を全会一致で可決した。月・火星探査を重視し、SLSとオリオンを支持しつつ、深宇宙向け商業サービスの調達を許可する内容。ISSの軌道離脱計画の再検討を求める修正なども含まれている。
理化学研究所などのチームはJWSTを使用し、原始星EC53のバースト時に塵の結晶化が起きていることを観測した。惑星形成初期における物質進化の理解につながる成果。
FAAはケネディ宇宙センターPad 39AでのStarship打ち上げと着陸を承認した。年間最大44回の打ち上げを想定している。開発面では、Booster 19が極低温試験を完了し、Block3仕様への移行が進んでいる。Pad 39Aではクルーアクセスアーム撤去の可能性など、インフラ整備も進行中。