地球と月の間のシスルナ空間が、将来はホルムズ海峡のような戦略的要衝になる可能性が指摘されています。通行妨害や封鎖が月開発や宇宙経済に影響しうるとして、米宇宙軍も重要性を評価しています。
ロシアの補給船プログレスMS-34/95がソユーズ2.1aで打ち上げられ、ISSのズヴェズダモジュールへ自動ドッキングしました。食料、燃料、宇宙服など約3トン級の物資を届け、第74次長期滞在クルーの活動を支えています。
JAXAの公開ワークショップでは、月面活動のアーキテクチャ、日本の国際宇宙探査シナリオ案2025、宇宙戦略基金第3期公募などが紹介されました。月面調査、インフラ構築、居住をテーマに議論が行われています。
ULAのAtlas VがケープカナベラルからAmazon Leo(旧Project Kuiper)衛星29基を低軌道へ投入しました。これによりコンステレーションは約270基に到達し、今後もAriane 6などで追加投入が続く見込みです。
SMILEの打ち上げ延期や、太陽観測衛星による彗星観測、太陽プロトン現象の古記録解析など、宇宙天気や太陽活動の理解を深める話題が相次ぎました。地磁気圏や太陽嵐の研究が進んでいます。
SpaceXはFalcon 9でStarlink衛星を打ち上げ、2026年の打ち上げ回数の節目にもなりました。ブースターの再使用や無人船回収が行われ、Starlink網の拡充が継続しています。
パーサヴィアランスとキュリオシティが、それぞれ異なる地域の360度パノラマを公開しました。火星の形成史、水の痕跡、生命の可能性を探る探査が続いています。
NASAは、アルテミスIIやISS関連研究を支える市民科学プロジェクトへの参加を募集しています。宇宙天気、宇宙での栽培、生命の適応、アマチュア無線による電離圏観測などを通じて、宇宙飛行の安全性向上を目指します。
工学院大などの研究で、M87中心の超大質量ブラックホールから噴き出すジェットに、周期約0.94年の横揺れが下流へ伝わる横波が見つかりました。アルヴェン波やジェット不安定性が原因候補とされています。
Lunar Outpostは、アルテミス計画と月面基地建設に合わせて、大型機よりも小型・軽量の実用ローバー開発を優先しています。既存技術を活用する方針で、月面活動の機動性向上が狙いです。
ispaceが月周回衛星を使った通信・測位サービス「ルナ・コネクトサービス」を発表し、KDDIとも地上局整備を検討しています。月面から地球までの安定通信や位置情報、SSAなどを担う月経済圏インフラの構築が進みます。
ArianespaceはAriane 6でAmazon Leo衛星32基を仏領ギアナから打ち上げる予定です。ULAのAtlas Vによる投入と合わせ、Amazonの低軌道通信網の拡大が進んでいます。
JAXAなどは、小型衛星からマイクロ波で宇宙で作った電気を地上へ送る実験を2026年度にも行う予定です。Overview EnergyはMeta向けに静止軌道からレーザー送電する契約を発表し、宇宙太陽光発電の商用化が近づいています。
NASAのアルテミスIIIは、SpaceXとブルーオリジンの月着陸機の準備状況を踏まえ、2027年後半以降の実施が見込まれています。現時点では月面着陸ではなく、地球低軌道でのオリオン宇宙船とのランデブー・ドッキング試験になる可能性があり、計画は見直し中です。
JAXAなどの国際研究グループが、超新星爆発が多発するM82銀河中心で高温ガスを初観測しました。銀河外へ流出する可能性も示され、銀河進化や物質循環の理解に役立つ成果です。
南アフリカの宇宙科学者が主導するAfrica2Moonは、アフリカの宇宙開発参加拡大を目指す月面探査計画です。2029年の嫦娥8号への搭載を視野に、将来の月面基地や火星探査にもつなげる構想です。
SpaceXはFalcon Heavyで通信衛星ViaSat-3 F3をGTOへ投入する計画を進めましたが、悪天候で一度中止され、次回日程を調整しています。両側ブースター回収や中央コアの使い捨て運用が予定され、18か月ぶりのFalcon Heavy飛行として注目されています。
NASAは、月面への隕石衝突で生じる一瞬の光の閃光を市民科学者に観測してもらう協力を呼びかけています。観測データは、衝突体の性質やクレーター形成、月震の理解、将来の月面基地設計に役立つとされています。
NASAのFY2027予算要求について、下院側は失望を表明し、NASA長官は23%減でも目標達成は可能と主張しています。アルテミス計画、月着陸船、ESAのエクソマーズ支援、STEM事業の扱いなどが争点となり、NASAの執行計画の早期提出も求められています。
VLBA観測により、オリオン星形成領域の若い連星15組のうち7組で質量が高精度に測定されました。理論とほぼ一致する結果となり、若い恒星の形成・進化モデルの検証に役立つ成果です。
JAXAのひさきとNASAのNICER、FOXSI-4などの観測により、恒星フレアや太陽フレアで見られる鉄Kα線が高温プラズマのX線による光電離で生じることが示されました。フレア位置推定や太陽活動理解の進展が期待されます。
NASAはボイジャー1の電力節約のため、低エネルギー荷電粒子実験を停止しました。今後はボイジャー2で新しい省電力策を試し、成功すればボイジャー1にも適用して探査寿命を延ばす方針です。
NASAはSpaceX Crew-13を9月中旬にISSへ打ち上げる予定です。搭乗者4人が発表され、ミッションパッチはアポロ13を意識したデザインになっています。
京都大学の研究で、巨大星内部の対流・自転・磁場の相互作用が角運動量輸送を引き起こし、自転を減速させるだけでなく一部では加速も起こりうることが示されました。恒星進化予測の精度向上につながります。
韓国は北朝鮮監視用の軍事偵察衛星5基の配備を今月中に完了し、425事業を完成させる見通しです。5基目は運用試験を終えて本格運用へ移行予定で、北朝鮮の核・ミサイル施設や部隊動向の監視能力が強化され、米国情報への依存低下も期待されています。
SpaceXはStarship初飛行から3年を迎え、V3世代の開発や新しい発射台・試験施設の整備を進めています。StarbaseではPad 2やタワー、製造施設の作業が続き、Raptor 3やBooster 19/20、Ship 41など次世代機体の準備が進行中です。
GOES-19やSOHOなどの衛星が、彗星C/2025 R3(PanSTARRS)の接近や尾の変化を捉えました。イオンテールが太陽風で太陽と反対向きに伸びる様子が確認されています。
強い地磁気嵐の最中、ノルウェー北極圏で約3時間続く珍しい脈動オーロラが撮影されました。通常よりはるかに長く、全空に広がる発光は科学的にも貴重な記録です。
NASAのX-59に、米国独立250周年を記念する「Freedom 250」ロゴが追加されました。X-59はソニックブームを抑えた超音速飛行を実証するQuesstミッションの中心機体です。
JWSTが観測した早すぎる超大質量ブラックホール形成を、暗黒物質の崩壊が説明できる可能性があるという研究です。暗黒物質の放出エネルギーが原始ガス雲の崩壊を促し、種ブラックホール形成につながると考えられています。