ESAと中国科学院の共同ミッションSMILEが、ギアナ宇宙センターからVega-C(VV29)で打ち上げられ、分離・太陽電池展開・初信号受信まで成功した。SMILEは太陽風と地球磁気圏の相互作用をX線・紫外線などで観測し、今後は極楕円軌道でオーロラの長時間観測も行う予定。ESAの公式中継や打ち上げ案内も含まれている。
NASA支援のTRISHが、宇宙健康分野の博士研究員2人を採用した。研究テーマは、長期宇宙ミッション向けのスピルリナ栄養強化と、微小重力や加齢が眼の血管・網膜機能に与える影響で、将来の有人宇宙飛行に向けた健康研究を進める。
JWSTが撮影した渦巻銀河M77の『今月の写真』や、ISSからのオーロラ映像など、宇宙の美しい画像・映像が紹介されている。科学解説とともに、一般向けの宇宙の魅力発信が続いている。
JAXA相模原チャンネルでは、2026年7月5日の小惑星トリフネフライバイに向けた『はや2SHARPライブ』が配信され、関係者が最新情報を紹介した。また、大樹航空宇宙実験場ではJAXAと大樹町の連携拠点における年度実験計画説明会が開かれ、大気球や航空機・宇宙技術の研究概要が説明された。
アクセルスペースが小型衛星GRUS-3にニコン製の特注望遠鏡を搭載し、7月以降に米カリフォルニア州から7機を打ち上げる計画を発表した。撮影頻度を2〜3日に1回から1日1回へ向上させ、インフラ監視、森林保全、水深推定などへの活用を狙う。
Vast Spaceが15kW級の衛星バスを販売予定で、Haven-1由来技術を基に電気推進や展開型太陽電池を開発している。すでに複数受注があり、2027年Q4に最低10基の打ち上げを目指すなど、競争の激しい衛星市場で事業拡大を図っている。
SpaceXがStarship V3の初打ち上げに向けて、Ship 39とBooster 19、Pad 2で最終WDRを実施し、FAA承認を待ちながら打ち上げ準備を進めている。Flight 12ではRaptor 3の同時点火、新しい軌道設定、Starlink V3シミュレーター搭載、宇宙空間での再点火、着陸燃焼変更、Booster 19の海上着水などが注目点。打ち上げは5月21日以降のNETとして案内されている。
NASAの火星探査車キュリオシティによる再掘削準備や、MAVENによる新たな宇宙天気現象の観測、市民参加のボウショック分類など、火星・太陽風・磁場相互作用に関する科学的な進展が複数報告された。
NASAの『今月の写真』で、JWSTが撮影した渦巻銀河M77が紹介されたほか、NASAジョンソン宇宙センターの写真家3人がNASA Imagery Experts Programの年次賞ポートレート部門で受賞した。宇宙望遠鏡の観測成果と、人間宇宙飛行の現場を記録する写真表現の両面が取り上げられている。
Galileoの高精度測位が道路の安全性向上や事故削減、ルート最適化による通勤時間短縮、渋滞や燃料・CO2排出削減に役立っている。緊急対応や共有交通など新サービスも支えられており、Arianespaceが関連衛星の打ち上げを担っている。
Rocket LabのElectronによるSynspective向けミッション『Viva La StriX』が5月22日以降に予定され、Launch Complex 1から打ち上げられる。あわせて、Rocket Labの株主総会の開催案内と投票方法も示されている。
ISS長期滞在を終えた油井亀美也宇宙飛行士が、子ども向け報告会やミッション報告会で宇宙から見た流れ星やオーロラ、ISSやきぼうでの活動、宇宙での仕事や生活を紹介している。都内や鶴岡市での交信・報告イベントが告知され、子どもたちとの質疑応答や参加募集も行われている。
国際宇宙ステーションではSpaceX Dragonによる約6,500ポンドの物資受領後、Kiboのグローブボックスで血小板研究が始まり、学生実験も進められている。ロシアの宇宙飛行士は月末予定の船外活動に向けて装備点検と健康測定を行っている。
ISSは25年で4,000件超の実験を実施し、月・火星探査向け技術、生命維持の高効率化、水再利用、宇宙栽培、医療、素材、量子物理など多方面に成果を残した。商業利用や教育利用も進み、宇宙で植物を育てる様子も紹介されている。
NASAのMAVENが火星電離圏でZwan-Wolf効果を初観測し、火星や金星、タイタンなど磁場の弱い天体の宇宙天気理解に貢献する結果を示した。また、市民参加型研究『Shock Detectives』を開始し、MMSの長期データを使ってボウショックを分類する取り組みも進めている。さらに、キュリオシティは火星での再掘削準備を進めつつ、サイキ探査機の観測支援も行った。