NASAはアルテミスIIIの4人の乗組員と予備要員を発表し、2027年頃の打ち上げを目指しています。任務は月面着陸そのものではなく、オリオン宇宙船とBlue OriginやSpaceXの月着陸船を地球周回軌道でドッキングさせ、将来の月面着陸に向けた技術実証を行う内容です。選出理由や訓練開始、女性が含まれない点への説明も話題になっています。
SpaceXのFalcon 9によるスターリンク衛星の打ち上げが複数回予定・実施されました。ヴァンデンバーグやSLC-40から24機、29機などをLEOへ投入する計画や、再使用ブースターの着陸、ソニックブームの可能性も取り上げられています。加えて、インドでの商用開始を巡る協議や安全審査、アラスカでのbonded gateways導入、移動中の高速通信実証、災害時利用など、スターリンクのサービス拡大も注目されています。
ESAはルカ・パルミターノ氏をアルテミスIIIの操縦士に指名し、欧米共同の有人月探査に参加します。第3号欧州サービスモジュールがオリオンの推進・電力・生命維持を担い、ISS経験豊富なパルミターノ氏が将来の月探査に向けた訓練を進めています。
Amazon Leoの衛星がIAU推奨値を上回る明るさで天文学観測に影響する可能性が指摘されました。加えて、Ariane 6による36基搭載の大規模打ち上げ、Arianespace史上最大のペイロード、FCCの期限問題など、衛星網構築の進展と課題が並行して報じられています。
JAXAと国連宇宙部のKiboCUBEで、エルサルバドルのCAREYとタイのCUSAT-1が採択されました。1U衛星による人材育成、IoTデータ収集、画像取得、水害や環境監視などが計画されています。きぼうを活用した教育支援と、SDGsへの貢献が中心テーマです。
チクシュルーブ衝突の長寿命熱水系、月隕石NWA 12593の大規模衝突痕、はやぶさ2によるトリフネ接近観測など、衝突がもたらす地質変化と生命可能性、さらには将来の地球衝突回避技術につながる研究が進んでいます。
CSAは月面での電力、資源管理、レゴリスからの酸素・金属抽出など、月面資源活用の基盤研究を4件の契約で進めています。北極圏や遠隔地への応用も意識した、長期的な月面利用に向けた準備です。
ESAは理事会後の説明会、ILA Berlinとの連動配信、ISSからのインフライトコールなど、各種広報・対外イベントを展開しています。有人宇宙計画や欧州の宇宙飛行士活動を積極的に発信する流れが見られます。
JAXAのH3ロケット6号機が種子島宇宙センターで打ち上げ準備を進めています。今回は補助ブースターなしの新型構成で、低コスト化や新たな運用方式の試験が焦点です。打ち上げ日時の決定、機体移動、ライブ配信案内など、再起をかけたH3の次フライトが大きな話題になっています。
宇宙港や射場の逼迫を背景に、海上発射の再注目が進んでいます。中国の実績や米国での半潜水型プラットフォーム開発、国防向け応答打ち上げ需要などがあり、規制や物流を含む実運用課題が焦点です。
彗星観測家アラン・ヘイル氏の死去、Via Satelliteの40周年特集、NASA西部施設の建設契約、Landsat関係の受賞、金星と木星の接近写真、HubbleやJWSTの追加観測など、個別性の高い話題も多数ありました。
ハッブル宇宙望遠鏡は、渦巻銀河M88や相互作用中の銀河ペアNGC 5257/5258を撮影し、超大質量ブラックホールや星形成、銀河衝突の過程を調べています。近傍銀河の構造理解を通じて、銀河進化の研究が進んでいます。
連星の接近に磁場が重要だとするシミュレーション、AI転移学習による宇宙論計算の効率化、ブラックホール熱力学への位相幾何学の適用、時空結晶からの微小ブラックホール生成仮説など、理論・計算宇宙物理の新しい進展が複数報告されました。
IN-SPACeがLVM3の技術移転・民間製造を募集し、ISROは有人宇宙飛行や深宇宙探査に集中する体制を進めています。企業要件や支援期間も示され、インドの重輸送ロケットを産業界へ移す改革が本格化しています。
ICEYE、Orbital、Applied Atomics、Arkadia Space、Reflex Aerospaceなどが資金調達や大型契約を進め、衛星製造、推進、軌道上データセンター、衛星保険などの市場が拡大しています。生産能力増強や新工場、海外展開も共通テーマです。
米宇宙軍は、妨害耐性通信網PTS-Gや衛星データ網の基盤整備を進め、予算要求も大幅増となっています。議会では通常歳出や新規コンステレーション、極軌道赤外線衛星の継続が議論され、空軍省全体でも宇宙軍の能力拡大と対衛星・耐攻撃性強化が重点化されています。
SpaceXやOrbital、Starcloud関連で、宇宙でのデータセンターやGPU運用の実証が話題です。宇宙空間の広さや熱設計の利点を背景に、地上の電力・冷却制約を回避する構想が示され、2027年以降の試験や量産計画が語られています。
欧州は打ち上げ後サービスや軌道上運用を重視する政策へ移行しつつあります。イタリアは宇宙を産業政策の中核に据え、ドイツはISR協業体制を強化、ESAはSentinel-1 NGやCバンドレーダー調達を進めています。欧州各国で制度整備、投資、官民連携が加速しています。
文昌宇宙発射場から長征5号によるTJS-25や通信技術試験衛星25号が打ち上げられ、予定軌道への投入が報じられました。多周波・高速通信技術の検証や今後の嫦娥7号月南極探査との関連も注目されています。
NASAのX-59が初の超音速飛行を達成し、陸上超音速飛行の騒音低減を実証するQuesstミッションが前進しました。今後はより高高度・高速での試験や、米国内での騒音調査に進む予定です。
LeoLabsの携帯型Scout-S/Scout-X/Scout-M、SpireとDiehl DefenceのMOU、エアバスの主権的ISR協業など、衛星監視やミサイル警戒、軍民両用の宇宙安全保障技術が拡大しています。アジア太平洋や欧州での配備・協業が進行中です。
Curiosityはボクワーク調査を終え、次の目的地であるヤーダング地形へ南下しています。薄い層状岩盤や暗色層の観測を通じて、かつての砂漠や湖の痕跡を探し、火星の堆積環境を解明しようとしています。
SpaceXの大型IPOが近づき、価格設定や配分、指数採用ルールの見直し、関連株の値動きまで市場全体に影響しています。調達額や時価総額の規模感に加え、IPO前のテック株下落や日本株への波及も報じられました。Starlinkやロケット事業だけでなく、SpaceX株そのものへの投資需要が強く意識されています。
Blue OriginのNew Glenn Flight 4で静的燃焼試験の失敗が報じられ、発射台損傷や年内再打ち上げ見通しが焦点になっています。この影響はアルテミス計画の月着陸船輸送や、NASAの地球周回試験スケジュールにも波及しており、代替ロケットの検討も話題です。
香港出身の李佳盈さんが神舟23号で初の宇宙飛行に臨み、香港や大学から祝福を受けました。天宮での滞在や誕生日の話題に加え、ISSや中国有人宇宙の対比として、アジア地域の宇宙飛行士育成や国際的な注目が示されています。
NASAのTEMPO観測により、ニューヨーク〜ワシントン回廊の大気汚染の日内変動やオゾン生成の流れが詳しく追跡されました。地上観測の空白を埋める高頻度観測は、健康警報や予報精度向上に役立っています。
国際宇宙ステーションでは第74次長期滞在クルーが、微生物・人体影響・先端技術の研究、Crew-11帰還準備、Canadarm2の修理対応、機材梱包などを進めています。MSGの稼働10万時間達成や、サマンサ・クリストフォレッティ氏によるISSトイレ解説など、日常運用面の話題も含まれます。
NASAはPickNikのロボット制御ソフト試験、廃水処理トレーラーの実証、月面・火星向け運動装置の学生開発支援など、商業技術や将来探査に向けた実証を進めています。ISSやジョンソン宇宙センター、大学連携を通じて、ロボティクス、生命維持、再利用資源化などの実用化を後押ししています。
ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡は、初期宇宙の小さな赤い点や超高赤方偏移天体の観測で、ブラックホール星説や濃いガスに覆われた急成長ブラックホールの可能性を示しました。重力レンズや分光観測により、従来の銀河形成モデルを見直す手がかりが増えています。