SpaceXは7月16日ごろにStarship第13回試験飛行を予定しており、Starbaseから約90分の打ち上げウィンドウで実施される見込みです。最新のStarship/Super Heavy V3とRaptor 3を使用し、前回の課題を踏まえた改修後の性能確認が焦点です。ブースターの制御付き帰還や着水、上段による次世代Starlink V3衛星20基の投入、熱シールドやエンジン再着火の試験も計画されています。
NASAが公開したM3の画像から、球状星団内部の構造や星の色分布が詳しく示されました。りょうけん座方向の約3万4000光年先にあるこの星団では、こと座RR型変光星や青色はぐれ星候補が多数見つかっており、複数の星集団が合体して形成された可能性が示唆されています。
ハッブル宇宙望遠鏡の偶然の観測により、重なり合う渦巻銀河の背後にある塵の広がりが明らかになりました。LEDA 198197のような銀河の塵構造は、本来の明るさや距離測定の理解に重要で、NGC 253観測時の偶然の写り込みが研究のケーススタディになっています。
JWSTは、白色矮星WD 1856の周りを公転する木星サイズ惑星WD 1856 bを初めて詳細に調べました。大気にはメタンとエアロゾルの霞があり、予想より高温でした。伴星との重力相互作用で現在の軌道に移動した可能性が高く、死後の恒星系で惑星が生き残る例として注目されています。
TESSの観測データを用いて、重力マイクロレンズ法による太陽系外惑星Gaia23bra bが初めて確認されました。木星の約1.6倍の質量を持つ巨大ガス惑星で、Gaiaの増光とTESSの高頻度データを組み合わせて存在が裏付けられました。今後のローマン宇宙望遠鏡による観測にも弾みをつける成果です。
NASAの月面基地計画では、月の南極域が有力候補とされていますが、過酷な環境のため初期建設地としては難しい可能性があります。候補地の選定や基地構想について、ゲストのパスカル・リー博士が解説しています。
NASAのArtemis II関連配信は、総視聴者数や同時視聴者数で過去最高を記録しました。打ち上げや着水・回収の配信が大きく注目され、翻訳配信やSNS、CSAやESAの発信も拡散に寄与しました。
Artemis IIの乗組員がケネディ宇宙センターを訪れ、打ち上げに関わった職員へ感謝を伝えました。ミッションの振り返りや報道陣との対話を通じて、Artemis 3の進展や2027年中頃を目標とする見通しも共有されています。
NASA最後のスペースシャトルミッションSTS-135の乗組員4人が、15周年を機にケネディ宇宙センターで再会しました。当時のAtlantisの飛行や運用上の出来事を振り返るとともに、退役後に各自が宇宙業界で活躍していることも紹介されました。
JAXAは実験用再使用ロケットRV-Xの初試験飛行に成功しました。ノシロ試験場で短時間の飛行を行い、ホバリング、水平移動、安全な着陸まで確認されました。今後はより高高度での試験を通じて、低コスト化と国際競争力の向上を目指します。
ISROはガガニヤーンの搭乗員モジュールについて、浮体膨張試験、アンビリカル分離試験、カバー分離荷重試験の3件を成功裏に実施しました。各試験で膨張機構、分離性能、構造余裕が確認され、有人宇宙飛行に向けた開発が進んでいます。
神舟23号の宇宙飛行士は天宮で植物の世話をしながら、微小重力下の生命科学・人体研究や燃焼、流体実験を進めました。あわせて装置交換や保守、生命維持装置の点検も実施し、宇宙滞在中の健康維持のため運動も続けています。
長征10B Y1は海南からの打ち上げに成功し、ブースターが回収船で回収される様子が公開されました。映像や写真では、海上で吊り上げられたブースターや本体の回収後の姿が確認されています。
フィリピン軍は2028年までに軍事宇宙センターを設け、衛星を活用して監視、通信、指揮統制を強化する方針です。南シナ海や群島の状況把握、ミサイルやドローン運用への活用が想定され、米国、日本、豪州などとの協力も視野に入れています。
米宇宙軍は、衛星の通信や監視を妨害する地上配備型電子戦装置Meadowlandsを導入しました。既存システムの改良版で、複数衛星への同時妨害や迅速な移動配備が可能とされ、非破壊で敵宇宙システムを無力化する能力を持ちます。
米宇宙軍は調達改革の一環として、Advanced Capabilities、電磁波・サイバー、Space Combat Powerを含む第3弾のミッション領域をPAE制度へ移行しました。責任と権限を各ミッションに集約し、官僚的手続きを減らして統合システム導入を加速する狙いです。
衛星コンステレーションの急増により、ロケットや再突入由来の煤、塩素、NOxが上層大気に蓄積し、オゾン層や気候への影響が懸念されています。研究では2030年にかけての影響が推定され、煤排出の増大や規制の必要性が強く警告されています。
米企業AuxiliumがISS上で、腎臓・肝臓・軟骨の組織を初めて生体3Dプリントしました。さらに神経修復用インプラントも製造され、成果物はSpaceXのカーゴドラゴンで地上に帰還しました。宇宙での医療・再生医療製造拠点化に向けた重要な一歩とみられます。
2026年8月12日の皆既日食は、グリーンランド、アイスランド、スペインを通過する予定です。欧州での皆既日食は1999年以来で、広い地域で部分日食も見られるため、観測ガイドや安全情報、ライブブログの公開が予定されています。